-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弍 20話

もはや為す術なしの2人に、スペイスは次々に連続して攻撃する。
「スカーレットアステロイドショットオブザネル!」
技名くそ長げぇ…
…赤く熱せられた無数の小惑星が襲う。
2人の姿は爆風で見えない。
「止めだ…アポカリプスメテオライト!w」
爆風を纏ったままの2人に、上空から超滑空で焔を纏う巨大隕石が垂直に落下する。
「…ふっ!w」
「Square…からの…ラーヴァリバース!」
不意にザイディンの声が聞こえる。
防御の鉄の立方体を創り、更に受けた攻撃も纏めて溶解したのだ。
更にザイディンが走り出す。
「血針乱舞!」
血の針がスペイスへと飛ぶ。
「プレッシャーオブ…ザアトモスフィア」
スペイスが大気圧で血の針を潰す。
「…フィアースは終わったか?w」
「バーロー」
「あんな程度じゃ…」
フィアースが地面に手を向ける。
「地下爆弾!」
地面から次々に爆弾が爆発する。
そこから放射線状に地割れが発生…
「…俺をなめすぎだ!w」
フィアースが2人に爆弾を投げる。

一方、トーソービル8F逃走エリア
「行け!」
A-バレンのホワイトタイガーが襲う。
「…調教師か…一瞬で終わらせるよw」
ライアートが嗤う。
「天カラノ鉄槌!」
ホワイトタイガーへと無数の鉄槌が降る。
「くっ…!」
「弱いな」
「まだだぜ…トリプルシャイニングビット!」
電気の針が襲う。
「学習のない…w」
「いや…」
「?」
「ライトニングレイディエイション!」
イクスサンダーの放った電気の針の周囲から、唐突に強力な雷が鳴る。
その影響でこの周囲の電気が消える。
「…停電…ですか」
「ゲホッ…ぐっ…!」
「ライアート…まだ…!」
「…闘るぞ…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 19話

「…とりあえずな、降りてこいよ」
フィアースがトーソービル屋上に向けて爆弾を投げ入れる。
それを見て、ザイディンは避け、地面を蹴って屋上のフェンスを越えて落ちる。
…そして落下中に足の炎を出し、フィアースに向かう。
「ケッ…wボムシールド!」
フィアースがザイディンとの間に爆弾を沢山出す。
「!!」
直後、ザイディンの目の前で爆発…
フィアースは既に爆弾との距離をとっていた。
「Square!」
鉄の立方体で攻撃を防ぎ、横からザイディンが攻める。
「スペイスショット!」
スペイスが銃の二つ持ちで2人に同時に攻撃する。
「Squareっ…」
「ボムシールド…!」
2人はそれぞれ盾を作る。
…だが盾は破られ、横に交わし、2人ともギリギリでスペイスショットを回避する。
「…流石だ…これだけの攻撃を生み出せるとは…」
「…」
「…行くぜ」
フィアースが前に出る。
「サラウンディングボム!」
フィアースの放った爆弾がスペイスの周囲を包む。
「マーキュリー…」
スペイスの周りを水の盾が包む。
爆弾の爆風までもを打ち消した。
その間、ザイディンが背後をとる。
「…!」
「フレイムサイズショット!」
炎に包まれた鎌が次々にスペイスへと発射される。
「…ムーヴコントロール!」
発射された鎌をコントロールする。
だが、近距離すぎたため、数個コントロールに追いつかない。
「くっ…!」
鎌をスペイスに掠める。
「やばい…!」
ザイディンが叫ぶ。
「……www」
スペイスが歯を見せる。
「リバースレイディエイション!」
操った鎌が渦状に高速でザイディンに向かう。
「Square!!!」
ザイディンが鉄の立方体で防ごうとするが…
鎌の速度に追いつかない。
幾つもの鎌がザイディンを襲う…
「くっ…やばっ…」
ザイディンは避けきれない。
次々にザイディンの身体を掠めて、血を吹き出す。
そのうちの1つがザイディンの顔に向かって飛んでくる。
「くっ…ぐぁっ…!」
咄嗟に右腕を上げる…
するとその鎌がザイディンの右腕に刺さった。
「…くっ…やばい…Λ覚醒…」
「まだまだ、だなwww」
スペイスの顔が赤く染まる。
「これじゃぁ一瞬で…終わっちまうぜw」
スペイスが赤の流星群で2人に攻撃する。
「くっ…」
「おぉぉ…流石、だぜっ…くっ…」
「まだだw」
「「!?」」
「銀河の爆破群!」
2人の居場所が爆破される。
「まだだぜw」
スペイスが嗤う…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 18話

「ヴィーツァ…っ…!」
「貴方は…」
「ザン…」
ザン。Eチーム。
「い、一体何があったんだ…ザン…」
「…此奴には恨みがある…」
「…?」
「…ふっ…じゃぁ目障りなお前から…w」
ヴィーツァがPtソードを構える。
「…」
ザンはただ無言でヴィーツァを睨む…
「一撃でやられぬようにな…w」
ヴィーツァが動き出す。
「…ノンタイム・バースト…」
瞬間的にザンへと凄まじい斬撃が刻まれる。
だが…ザンは無事だ。
「…この程度じゃねぇだろ…貴様…」
「ふんっ…w」
「どうなってんだ…ザンが無傷…」
「あの彼、ヴィーツァの攻撃に合わせて目に見えぬ速度で武器を動かし、全てを防ぎ切りましたね…」
「そんな高度な…」
「なめてかかると痛い目に会うぜ…w」
「わぁってるよ…」
ヴィーツァが走り出し、ザンに向けてPtソードを振る。
ザンが武器を振り、防ごうとするが…ヴィーツァが突然消える。
「…瞬間移動…か…?」
と、その瞬間、ヴィーツァが同じ場所に現れ、斬撃がザンに直撃する…
「くっ…!」
「おいおいこんなんで血ィ流してちゃぁ…まだまだ序の口だぞ…?w」
「今のは…何だ…」
「瞬間移動に見えるが、違うぜ…時間移動だ…w」
「時間移動…」
「2〜3秒後に時間移動したんだよ…一瞬だけ姿を消し、狼狽えているうちに再び現れ、時間差での攻撃…w」
「…」
「強い…」
「時間移動…それを使えばこんな事だって…w」
そう言うと、ザンの周囲に次々とヴィーツァが現れた。
「分身…!?」
「元のヴィーツァ本人からの分身ならば…それぞれ一個体はヴィーツァ本人程は強くないはずです…」
「分身?そんな甘っちょろいもんじゃねぇぜ…?w」
「何…!?」
「簡単な話だ、1時間後の俺が1時間前、つまりこの今に時間移動しただけだ…それを繰り返せば幾つもの自分が生み出せるのと同じ状況が作れる、ってわけだ…w」
「そ、それぞれ全てがヴィーツァ本人なのか…!?」
「そうなると圧倒的に勝ち目は…ないですね…」
「…だが1時間後のお前って事は…1つ欠点があるな…」
「…え?」
「疲労だ。事実上、もしこれから1時間ずっとぶっ続けで戦い続けていたとしたら…徐々に疲労が溜まっていき、様々な能力が低下する…」
「それは心配ねーよw」
「なっ…?」
「テメェ等雑魚なら、1時間など経たずに瞬殺するからよ…w」
ヴィーツァが嘲笑する。
「…そうはいかねぇぜ…」
「いや、瞬殺だなw」
「ふざけるな」
「ふざけてなどいないさ…1時間後の俺にはこのバトルの記憶が既にあるんだぜ?もうお前等の戦法、結果…全てお見通しさ…w」
「何っ!?」
「まぁ、そんなもんさ…さぁ、かかってこいよw」
「…」
ザンが現在のヴィーツァに襲いかかる。
だがその間に…
「がっ…!」
「ぐあ"っ…!」
「脆いな」
複数のヴィーツァによって、ゼンディックスとベットが一瞬で倒される。
「どうだ?wお前の仲間がやられた気分は?w」
「…俺は彼等とは同じチームじゃねぇ…はなっからお前とは単独で殺るつもりだ…」
「そうか…wやってみろ…w」
ヴィーツァが瞬間移動でザンの背後へ行く。
「…行くぞ、」
ザンが武器を振る。
モノクロームフェンス!」
ザンの斬撃から白と黒のオーラが弾け出す。
光属性と闇属性だ…
ヴィーツァが一瞬だけ消える。
「また時間移動か…?…いや、まだ攻撃は届いてない…」
「技コピー…」
ヴィーツァが覚醒する。
「何の技だ…?」
「Square!」
「!?」
ヴィーツァの目の前から鉄の立方体が次々に出現する。
ザンの斬撃は弾かれた…
「技コピー、モノクロームフェンス!」
続いてヴィーツァが同じ技をコピーする。
「ダークシールド…!」
ザンが闇の盾を作り出す。
だが、盾が壊され、攻撃がザンに来る。
更に周囲のヴィーツァも覚醒、技コピーでモノクロームフェンスを使う。
すると、ザンが手を地面に向け…
「グラウンドバイブレーション!」
地面が大きく揺れる。
と同時に、モノクロームフェンスの斬撃が堕ちる。
「…!?」
ヴィーツァが疑問の表情を見せる。
そしてその瞬間…
現在を除く全てのヴィーツァが消滅する。
「何っ…!?」
「…」
「…何が起こった…んだ…?」
ゼンディックスが問う。
「…恐らく、パラレルワールドです…」
「!?」
「ザンが予定外の行動を起こす事で、パラレルワールドの分岐点で別の世界へと俺達を誘導したのでしょう…それにより、未来のヴィーツァは皆、この世界から排除され、消えていった…」
「なっ…」
「恐らく、彼はそれを狙っていたのでしょう…ザン…」
「なるほど…」
「…ふっ…そういう事か…w」
「それより教えろ。」
「…?」
「何故今ザイディンの技が使えたんだ。この場に彼奴はいないぞ?」
「…ふっ…気付いていたか…w」
「言え…」
「…簡単だ、技コピー寸前に瞬間移動でザイディンの元へ、一瞬だけ行ったんだよ…w」
「なっ…」
「どうやらザイディン、彼奴はライバルのディヴィラルを倒し、新しい敵と戦闘中だ…w」
「…」
ザンが睨む。
「これで、とどめだな…w」
「…」
ザンの顔から汗が出る。
そして一瞬、ヴィーツァが消え…
「技コピー…」
「やばい…!」
「無重力!」
ザンの呼吸が妨げられる。
「くっ…ぐあ"っ…!」
ザンの口から出る鮮血が周りを漂う…
「ふっ…呆気ないな…」
ヴィーツァが無重力を解く。
「くっ…ヴィー…ツァ…っ…!」
「終わりだな、ノンタイム・バースト…」
ザンに無数の斬撃が注ぐ。
「…ふっ…w」
ヴィーツァが振り向く…
「…!!!」
ザンはその場に居ず…代わりに少しズレた位置に抱えられていた…
ザンは血を流し、動かない。
「くっ…」
「お前は…」
「くそっ…ザンっ…」

一方、トーソービル屋上…
スペイス。Cチーム。
ビル近くで浮いている。
「流石ザイディン…凄い戦闘力の伸びだな…」
「スペイスか…」
「だが、俺以外に敵がいるんだ、此処は1vs1vs1だな…」
「ふっ…全て消し去ってやるよ…w」
フィアース。Gチーム。
「此奴は爆発物を巧みに使う奴でな…油断できねーぜ…」
「…」
ザイディンが沈黙する。

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 17話

一方、トーソービル8F逃走エリア…
「くっ…!」
イクスサンダーがライアートを睨みつける。
「…それじゃぁ、片付けるか…w」
ライアートがフェインの方を向く。
フェインは腹部から血を流したまま、蹲り、顔を上げてライアートを見る。
「や…やめろ…!」
「終わりだ。」
「くっ…!」
イクスサンダーが叫ぶ中、ライアートがフェインに向かって武器を…
「…!」
フェインの目の前を何かが通る。
そしてライアートは一歩下がった…
フェインの横へ着地したのは…
「ホワイトタイガー…」
「まさか!」
「随分なやられ様だな…フェイン…」
誰かが歩み寄る。
「…助かっ…た…」
「でもまさか…こんな強敵がいるとは…思いもよらなかったぜ…」
「アルタ!」
A-バレン。Cチーム。
ホワイトタイガーを調教する戦士である。
ライアートが武器を回し、構え直す。
「…ふっ…」
「お前がライアート…か。」
「その通り…だがフェインが戦えなくなった今、お前が来たところで人数に変化はゼロだぜ?どう考えてもこの戦力の差では俺の方が有利だ…w」
「…だろうな…だがその心配は無用…」
「…?」
「もう1人、連れてきたぜ。」
「アルタ…まさか…」
「そう、彼だ」
「こんにちは…私ですw」
「す…ストラフリード…」
ストラフリード。Cチーム。
「フェイン…貴方は下がりなさい…リタイアだ。」
「…だなっ…もう…戦えそうに…ねぇ…」
イクスサンダー、A-バレン、ストラフリードの3人がライアートの方を向く。
「…闘るぞ」

一方、苦境の丘…
「!!?」
「誰だ!?」
「…彼処です…!」
ベットが植え込みの一部を攻撃する。
「いやぁ…流石旧白軍、だな…w現白軍ボスの仲間とも頷ける…w」
「なっ…」
「お前は…!」
レイとゼンディックスが凝視して驚愕する。
「お前等は全員抹殺するぜ…w」
「…ヴィーツァ…!」
ヴィーツァ・クライス。Dチーム。
「…崇めたてますね…」
「ヘッ…w」
「…まさかヴィーツァがこのバトルロワイヤルに参加…そんな事をしたら対戦が全て滅茶苦茶になるのは必至…勿論彼がPtソードを持っていればの話だが…」
「持ってるぜw」
「…まぁ、前回の時に勧誘がなかったのも理由だが…今日は俺の強さをしっかりと頭に刻んで…おいてやりたいからなw」
「くっ…」
「やっと姿を現したな!…ヴィーツァ!」
「!?」
「だ、誰だ…!?」
「テメェだけは…許さねぇ…!!!」
「来たかw」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弍 16話

一方、空き地。
「…へっ…」
ナインが嗤う。
…と…次の瞬間…
何かが切れる音が大きく鳴る。
そしてアクトが発射した闇の弾は…停止し…粉砕されて垂直に落下する。
「…!?」
「俺の能力が敵に向かって武器がホーミングするだけだと思ったか…?敵の発射した攻撃をも追跡し、確実に攻撃して相殺する…その能力を次々に使っていけば一瞬にして周りの攻撃全てを相殺する事が可能、だ…w」
「…ナイン…強くなってる…」
「フンッ…w」
「…ちっ…めんどくせぇ…」
アクトが空間を繋ぎ、次々に瞬間移動を起こす。
そしてナインの背後からアクトが攻撃しようとする…
だがナインはアクトを捉え、武器を向ける…しかし。
アクトは前方に空間を生み出す。
ナインの攻撃は空間に飲み込まれた…
その時だった。
ナインが攻撃に集中してる瞬間に攻撃が来る。
風…草原属性の破片を多く含み、更に血でできた針をも紛れこませる…
ガーヴェリアのプレイリーウィンドとΛ覚醒のザイディンの血針乱舞の合わせ技だ…
lavaのカードによって生み出されていた…
アクトに集中していたナイン…更に攻撃が風である事からなかなか防げない…!
「噴火投剣!」
ナインの目の前に円形に剣が刺さり、噴火する。
風は噴火で妨げられた…
「ステルス…!」
「てめぇだけで無理すっからだ…」
「遅い」
「!!」
「エイト!」
「くっ…火炎の塔…!」
エイトの周囲から炎が飛び出す。
「…闇の風…」
アクトが起こす風によって炎が一部吹き飛ぶ。
「!!」
「まずい、シールドが…!」
「自分の心配もするんだな…」
「!!」
「五銃撃!」
lavaのカードによる覚醒ガンの技だ。
「防御…!」
テンが短剣を操り、シールドを作る。
…5つの銃撃が当たる…
それにより短剣が数本折れ、落ちる。
「…くっ…あぶねぇ…」
人が倒れる音がする。
「そうだ、エイト…!」
…アクトが武器を突き刺している…
その武器は…
ナインの腹部を貫いていた。
「なっ…ナイン…!」
「…悪りぃ…ステルス…」
「な、何故…」
「この方が軽く済む、と思って…な…エイトが倒されるよりは…ぐっ…!!」
「ナインっ…!」
「…!」
アクトが武器を抜く。
ナインが倒れる。
「…くっ…」
「…悉く意味なしだったなナイン…俺を侮りすぎだ…」
「噴火連覇!」
突如、テン、エイト、アクト、lavaを目掛けて噴火が連続して起こる。
…だが全員、何かしらの方法で防御、回避する…
「その声は…」
「…あぁ…災害の革命…」
「ディザスター・カタスト!」
「鮮血に染まる敵を…一目見ん、と…w」
ディザスター。Eチーム。
「侮った…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト、ディザスター
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

現在オリキャラ整理2014/3/31

SPIDER STORY

 

第1オリ

エレク・テクノル、C、ブルー、テン・ステルス、フィン、

ディルファーツ・ウーンド、ブラッド、ヴァン、ガン、ヴィーツァ・クライス

 

第2オリ

ストリック、スノー・ウィント、ファクト・スィオリ、シクスス、

ダンガー、スピン、ラクト、アーット

 

第3オリ

ウィック、スカイカット、プラント、ネイプ、

ファスト、ハイト、ゲイズ、ムート

 

第4オリ

ホット、スペイス・ウェイト、ジェイト、セフト、アーティラリー、

クラウ、ディステンド、イエスト、ユースト、ブーメラン

 

第5オリ

ハンター、ザイディン・エクスト、ロウト、ツィツァー、

オースィー、エグゾン・ジメンス、インヴァース、キースト

 

第6オリ

ベイロス、カウモ、ディザスター、

シャラク、フォント、ウェザー

 

第7オリ

アクア・ソーラド、ガーヴェリア、ヴィオル・クーロン、シェルリア、

ディヴィラル、ティジリアル、ゼッツェイリグヴィアル、ジャヴ

 

第8オリ

フェイン・セイント、イクス-サンダー、ストラフリード、A-バレン、

ギル・フレイム、ゼンディックス、ブラック-サファイア、ドゥルラ

 

第9オリ

ティス・ディスト、リフィラ、エクリス、リティーン・カムリィ、

ザン、ダークディヴァ、キルィアズ、クリア-シャドウ

 

第10オリ

ファルギア・アトラク、ナイン、ウィルド、ミン、

スローター、クレアーヴォイエント、リドル・グルーム、ヂス

 

第11オリ

イグラス、リリア、フレア・テクノル、

ヴルン、スラグ、ディスヘヴン

 

蜘蛛系

spider、bla.spider、red.spider、yel.spider、gre.spider、blu.spider、pur.spider、whi.spider、bwn.spider、bnz.spider 、sil.spider、gol.spider、dar.spider、Fe.spider、sky.spider、sha.spider、Pt.spider、

 

ボス

フィート、ディラーグ

 

古代

ラムダ・クラック、イオタ・プレイル、イータ・ステルス、イプシロン・ウェイト、

オミクロン・ウーンド、カイ・ソーラド


その他

エラ男

 

 

裏ノ惨劇

アラウド・フェンス、ライアート、レイ、エイト・フレイム、ラギン、ズィーベン、エクトリア、アクト・エクスト、リモート、ハクア・コガ、メタリル、リメア、レル、リクエラ、ミント、ルダ、リバース

 

 

クロカゲの霧

フィーア、トゥエルヴ、グレイディア、ドット、フィアース、リフィーネ・カムリィ

 

 

偽ノ懺悔

ゼクス、フュンフ、エルフ



LAST AND START

イェル、ヴドゥルフ、キリア、ワン、ベット、ヴァルヴァート、フィアラルティリア

 

 

登場未定

アルビノ、ベナシュ、クロネ、ツヴァイ、ドライ、レニ・テクノル、ジェシカ・テクノル、エルナ、フェス



その他

ぐちゃぐちゃくん、死君、サライくん、多田野棒人間、ギルト・フレイム、エイク・フレイム

 

 

 

…忘れてるやついないかな

バトルロワイヤル弍 15話

一方、Fe公園…
「…プラント…ですか…」
「助かったぜ、プラント…」
「…あぁ…だが油断するなよ…」
「…あぁ…」
「しかし今のは賞賛しますよ、私のメカを一体、一撃で倒したとは…」
「俺の覚醒能力だ…」
「…なんでしょう…」
「俺のこの左眼、な…透視能力と亡霊を操る能力があるが…その内の前者、透視能力には相手の情報を瞬時に見透かすだけではなく、戦闘相手の弱点部分、所謂身体の歪み、だな…それをも見抜く事が出来る。そしてその歪みに向けて攻撃すれば…簡単に強い衝撃を与えられる…まぁ覚醒前でも使える能力だが、覚醒をすればその見透かす範囲は格段に拡張される…」
「…なるほど…貴方の能力にはまだとても深い謎があったのですね…」
「さぁ…俺等2人に対して少人数では歯が立たないぞ…どうする?」
「確かに…身体の歪みを見透かし相手より容易に優位に立てるクレアーヴォイエントと未だΛ覚醒が残されているプラントが相手では…とても厳しい…」
「フッ…」
プラントが微笑む。
「…だからこそ、私はメカを作り続けるのです…さぁ、続いてのメカ達、行きますよ!w」
「なっ…!?まだいたのか…!?」
「CMMF-W04,同じくW20,B20…パスワード******,******,******…始動!」
瞬間、クレアー、プラント2人の背後からメカ3体が飛び出す…
「なっ…」
「こ、これは…!」
「Clone Mechanism Made by Fact…まぁまだ彼等はクローンには程遠いですが…飽くまで機械、です、彼等は実物を模したロボットだと考えて頂いて構わない…そして命令は全て私の方からですよ…w」
片手に短剣を5本持つメカ、右眼に眼帯をし、長い棒を持つメカ、赤眼をし、両手に四次元フレームを持つメカ…
その3体がクレアー、プラントの2人の方を向く…
「…なるほど…テン、ザイディン、エグゾンの機械的クローン、か…」
「一体メカを何体…」
「さぁ、これでどうでしょう?私を含め、メカ達は全部で6体です…勝てますか?」
ファクトが嗤う。
「…それほど多くのメカを作り上げるなんて…お前…すげぇ…金欠だろ」
突然のプラントの一言がファクトに突き刺さる。
「…え、えぇ…相当な金銭や時間が必要ですからね…w」
ファクトの涙腺が緩む。
「…それはさておき、行きますよ…!」
5本の短剣が投げられる。
「テンの五連投剣だ…!」
「狼狽えるな、クレアー…この短剣の軌道を見る限り、恐らく…」
プラントが短剣を回避する。
そして横から長い剣で短剣全てを遮る…
5本の短剣が力なく落ちる。
「…なるほど…コントロール能力は、ない、か…」
「…恐らく、ファクト本人からの通信機能を搭載するために本物の機能の幾つかを減らしたのだろう…そして彼等は機械…人造人間と言えど生物の部類に入るテン本人とは違い、短剣を新たには生み出せない。一般の人間は指の間の細胞はアポトーシスで出生前にプログラム細胞死を起こし、指という形態が出来るが、テンのプログラム細胞死は完全には行われず、指の間に未分化の細胞塊が存在し、彼の属性である、草原によって途轍もないスピードで未分化の細胞塊から分裂した細胞が分化、肥厚することで短剣を次々に生み出す事が可能だ…だが彼等は機械だから、そのような生物的な機能は備えていないはず…」
「あの…これさ、作者lavaは理系で高校のカリキュラムを終えているが読者の中には分からない人もいるんじゃねぇのか…?;」
うん、気にしない。
「…まぁいい…クレアー、いくぞ!」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 14話

一方、トーソービル屋上…
「血針乱舞!」
「ウィンドシールド!」
「とどめだ!」
「!!」
「フレイムサイズショット!」
ザイディンがディヴィラルの真上へ移動、炎を纏う小型の鎌を落とす。
(…やばい…回避する余裕がっ…!)
鎌がディヴィラルにヒットする時…
鎌の一部が消える。
「!?」
「…くっ…!」
ディヴィラルが顔に僅かに傷を負う。
「…危ないところだった…」
「…今の…まさか空間技…!?」
「…あぁ…まだ使いこなせねぇが…お前の兄に教えてもらったさ…w」
「……」
「今度はこっちから行くぜ…w」
ディヴィラルが構える。
「サーキュラーコーン!」
「…Square」
ディヴィラルのサーキュラーコーンが弾かれる。
そしてザイディンが地上に降りる。
「脆いな…」
「お前がな!」
「…!?」
「サークルダークイクスプロージョン!」
ディヴィラルが剣の紐に闇属性を共し、回す。
ディヴィラルの周囲に広がった円形の闇属性は即爆発する…
「…ワイドサーキュラーコーンとダークイクスプロージョンの応用技だぜ…一瞬にして周囲一面を爆発できる…」
「…その技には欠点があるな…」
「…何!?」
「剣の紐だが…自分の周囲に回しているだけで高さがない…つまり上下それぞれに空きがある…」
「!?」
「…故にこのSquareで爆発のみを防げば…」
「…無傷…ってか…」
「…この奥義で終わらせる…!」
ザイディンが二重覚醒する…
「…まずい…!」
「Z七属性収縮砲!」
地面から炎、水、電気、草原、毒、闇、光の七属性の収縮砲が次々に飛び出す。
ディヴィラルに逃げ場はない…
「ウィンドシールド…!」
ディヴィラルのシールドは効果があまりない…
「ぐっ…ゔあぁっ…!」
収縮砲が次々に直撃していく…
…少しして、ザイディンの収縮砲が停止する。
エネルギー切れのようだ。
「…くっ…大分ダメージは負っちまったが…まだ戦えr」
「Zサーキュラーコーン」
「!!」
ボロボロのディヴィラルにザイディンの技が再び直撃する。
耐え切れず…ディヴィラルはザイディンの技に圧される…
「くっ…あ"っ…!」
そのままディヴィラルはフェンスを突き破り、屋上からそのまま逆さまに落ちていく…
「ムーヴコントロール…」
「…!」
落ちるディヴィラルが不自然に停止する。
そして速度を緩め、徐々に地上に降りていく…
「ったく…すぐ近くで強敵と戦っていたというのに…ディヴィラルのやつ…」
「…スペイス…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弍 13話

一方、苦境の丘…
「…貴方達の戦いを見ると、このマントを着けた鎌使いの方はそう簡単に勝てる程の相手ではありません…油断してはいけません…」
「…あぁ、わかってる…」
ベットとゼンディックスがレイの方を向き直る。
「…まだ諦めないか、しぶといな…」
レイも下がらず言う。
「本気でいきます…」
…と言うとベットが走り出す。
そしてゼンディックスが発砲…
「変則ポイズン170ミリ弾!」
ゼンディックスが撃った2つの弾は…不規則な速度で不規則な軌道を描く。
そして毒をも纏っているようだ。
レイはその弾をよく見極める。
その間…レイの背後からベットが…!
「…いきます、手波動!」
ベットの片手から波動がレイに向かう。
「…チッ…!」
レイの周囲から激しく爆発音が鳴る。
レイの周囲が見えない。
さらにベットは両手をレイに向け、再び波動を撃つ。
片手より強力化している。
…レイの周りの煙が晴れていく…
「…どうだ…?」
「……」
ゼンディックスとベットはそれに注目する…
「…危なかった…」
「!!」
レイはボロボロになった身体で膝をついていた。
「…旧白軍となると流石に強い、な…俺の負けだ。くっ…」
「…ふぅ…」
「勝負はついたか?w」
「!!?」
突然何者かの声が響く。
「最後に勝つのは、俺だぜ…w」

一方、トーソービル8階逃走エリア…
「…来たなw」
待ち構え、呟いたのは…
ライアート。Fチーム。
そしてそこにやってきたのは…
「…フンッ…こんなザコっぽい奴に2人でかかって来ちまったが…」
「まぁ、いいだろうw」
イクスサンダー。Cチーム。
フェイン。Cチーム。
「残念ながら、俺をザコだと思ってるなど…とんでもないお門違いだぜwお二人さん…wそれに、俺は1人じゃないw」
「何っ!?」
ライアートの隣に突如現れる…
「奴は…リドル!」
「……」
「だが今はリドルは要らない。俺1人でお前らを倒してみせる…w」
「あぁ…やってみろ…w」
「…リドル、下がれw」
「……あぁ」
「いくぜ…火炎弾!」
フェインが手に炎を灯し、その手を大きく回して両手を合わせ…火炎の弾を発射する。
「ふっ…双波斬!」
ライアートが二つの武器を大きく振る。
そしてその波斬だけで火炎弾を全て相殺…
「!!?」
「いくぜ」
「なっ!!?」
フェインとイクスサンダーの間にライアートが移る。
「ワイドサークルカット!」
ライアートが武器を持ち、回転する。
波斬が放射状に広がる…
その波斬にフェインはやられ、腹部重傷、抉られ血を流す。
イクスサンダーはかがみ、電磁バリアと日本刀で防ぐ。
だが僅かに彼も頬を掠める。
「…ぐあぁぁっ…!!」
「フェインっ…!」
「これでわかったか、俺とお前らでは、力の差がありすぎる。」
フェインは蹲り、イクスサンダーは額に汗を流す…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、(レイ)、イクスサンダー、フェイン
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 12話

一方、上空…
「…フッ…久し振りの登場だな…w」
「そう、だな…wさぁ…始める、ぜ…w」
「…あぁ…だがその前に…」
「…?」
「俺、飛べる奴に変装してないと…飛べねえんだ☆」
ディルファーツが重力に圧され、垂直に落ちる。
「…;」
「…あれ…此処は…SOS製紙工場、だな…」
「…まぁいい、いく、ぜ…w」
ズィーベンが武器を取り出す。
「…!?そ、それって…」
「あぁ、大剣、お前のと全く同じだ、ぜ…w」
「…なるほどな…お前は武器をコピーできるって訳か。」
「その通り…w」
「…だが、武器はコピーできれど、技やパワーまではコピーできねぇ…っぽいなw」
「……」
「本物には勝てない。さぁ、いくぞ!」
ディルファーツが走る。
「落下版突破壊!」
ズィーベンの頭上から幾つかの大剣が降る。
「く…っ!」
ズィーベンが大剣の持ち手についた紐を持ち、頭の上で回す。
だが頭上からの大剣はそれにヒットする前に破片となる。
防ぎ切れない破片がズィーベンにヒットしていく…
「ぐっ…あ"っ…!」
「遅いな。」
「!!?」
「とどめだ。」
ディルファーツが大剣をズィーベンに向けて振る。
…だが…
突如として激しい金属音が鳴る。
と共に、ディルファーツの大剣の刃が完全に消えていた。
「…!!?」
ディルファーツは狼狽える。
「…見た事のない攻撃…誰だ!!?」
「…全く…武器しかコピーできねぇんだから敵によっちゃぁ近距離戦しかできねぇ…んな欠点があるって…分かってねぇだろ?w」
「…悪りぃ、ぜ…」
「…誰だ、お前…」
「かつて旧白軍に所属していた、俺だ…ワン。」
ワン。Aチーム。
左手に長い剣を手にしている。
「…ってかお前も…近距離戦の武器じゃねぇか!、ぜ!?」
「うっせぇ黙れ」
「…;」

一方、地上…空き地。
「…へっ…ステルス、フレイム…お前らちょっと下がってろ…w」
「…あぁ…」
「…だが相手はチート武器の作者と何人も弟子にしてきた強者、アクト…1人で対抗できるとは思」
「うるせぇ黙ってろ!」
「……」
ナインが集中する。
「侮ってるな…この俺の前で…」
アクトが走り出した…と、その瞬間。
空間を繋いで一瞬でナインの目の前に行く。
そしてアクトに向かってナインの武器が伸びる…
だがアクトが瞬間的に回避、ナインの首元を狙う…!
「ナインっ…!」
「もう遅い。」
アクトの武器が止まる。
「…!?」
ナインがアクトの武器を素手で受け止めたのだ。
「…元ヴェンジャンス、偽りのクロスジーンの俺達は…覚醒によって動体視力や防御力を始め、多くの力が倍増する…」
ナインの身体が黒く染まる。
「覚醒!!!」
草原属性の風が放射状に吹く。
「…!!?」
アクトは一歩下がる…
ナインの頭にはプレイリーリングが浮かび上がる…
「ブラッドマシンガン!」
ナインに向かい、血の弾が発射される。
lavaのカードによるブラッドの技だ。
ナインはlavaの方向を向き、集中する。
すると…ナインに直撃する寸前の弾だけを素手で受け止める。
「…!!?」
「遊びはそこまで…」
アクトが動き出す。
空間を何度も繋ぎ、ナインの周囲を移動、ナインを翻弄する。
そして…
「行くぞ…アラウンドダークミサイル!」
ナインの周囲から闇の弾が360°から発射される…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 11話

一方、Fe公園…
「…分かってないな、科学者よ…俺の能力、亡霊を操る能力…人間どころか、魂の宿る事のない機械なんぞに、この俺の技と互角に張り合える望みなんてないんだぞ…w」
「…フッ…」
「…何がおかしい…」
「やってみればわかります…行きましょうw」
ファクトの声と同時に2体のメカが動き出す。
剣を持つ01と体術の03だ…
それに対し、クレアーヴォイエントは見えない亡霊での攻撃を開始…2体のメカに向かう。
亡霊が2体のメカを完全に包囲、同時に攻撃する…!
…だがしかし。
「…!!?」
亡霊の攻撃は当たる事なく、すり抜けてしまった。
「…まずい…!」
「フッ…」
クレアーが急いで武器で防御し、2体のメカの攻撃を防いだ。
そして水炎でメカを攻撃、メカ達はそれぞれ防御、回避する。
「ハァ…ハァ…」
「…侮りましたね、透視の復讐者…w」
「…どういうことだ…」
「簡単な話です。先程貴方は魂の宿る事のない機械と言いましたね…作者、lavaのような全く霊感のないような人間においても、霊自体の力が強い場合は誰でも霊は目視できるのです。ですが、彼等機械においては魂の宿る事のない、つまり霊を受け入れる事すらできないのですよ…ですから、亡霊での攻撃は効かないのです…w」
ファクトが説明する。
…ってかさりげなく余計なステータス言ってんじゃねぇよ
「…そんな事が…」
「…ですから相手がメカである限り、その攻撃は人間である、私にしか効かない…w」
「…おもしれぇ…」
「…?」
「俺は今、覚醒してるんだぜ?それだけの話で絶望するとでも思ったか?w」
「…ならば行きましょう」
メカ達が再びクレアーに近づく。
そしてメカ達の攻撃…!
だがそれをクレアーは避けていく。
そして、クレアーの攻撃…!
剣をもつメカの左膝を突く。その瞬間…
メカが破壊された。
「!!?」
続いて体術のメカ。
蹴りやパンチを次々に避けていく…
そしてメカの腹部を狙う…
だが、それに入り込んだのは盾のメカ。
「…ちっ、めんどくせぇ…」
盾のメカを避けて体術のメカに攻撃しようにも、幾度も盾に防がれる。
そのやりとりの間…
ファクト本人がクレアーの背後を取る。
クレアーは気づかない。
(…きた…これで…!)
ファクトはクレアーに攻撃…
の瞬間。
ファクトの四方の地面へと何かが撃ち込まれる。
「…!?」
そして撃ち込まれた位置から太い蔓が次々に伸び、ファクトを覆っていく…
…そして拘束されたファクト…と思われたが、小型PCからの電撃で防御し、拘束を一瞬で解く。
「…今の技…シードショット…」
「その通り。俺だ…w」
彼等2人の前に現れたのは…
「来たのか…プラント…」
「…救援…ですか…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 10話

一方、トーソービル屋上…
ザイディンの鎌とディヴィラルの剣が激しく擦り合う。
と、ディヴィラルが鎌を利用して剣に巻き付く紐をほどく。
その瞬間、ほどかれた紐から闇の炎が発生、ディヴィラルが屈んだ瞬間…
「ダークイクスプロージョン!」
「Square!」
闇の炎が激しく爆発を起こす。
咄嗟にザイディンは鉄の立方体で防ぐ…
そしてディヴィラルが足元から…
「ディヴァイディングレイディエイション!」
ザイディンの足元をディヴィラルの剣の紐が巻き付く。
咄嗟にザイディンは紐を狙って鎌を落とす。
紐を切り、鎌を持ち一歩下がるザイディンだが…その間にディヴィラルが上方から狙いを定める。
「ビルオブソード!」
ザイディンに向かって無数の突きがくる。
「…Square…!」
鉄の立方体で防ぐが…その中の幾つかが破壊する。
ザイディンの顔の数箇所から血が吹き出す…
「くっ…!」
「…なんだ、ザイディン…そろそろ本気出したらどうだ?」
「…今のはウォーミングアップだ…いくぜ…!」
遂にザイディンが眼帯を外す。
右眼にはZの文字が刻まれ、アスタリスク形の傷跡が目立つ。
そして早速右眼に赤い炎を灯す…
「…さぁ…いくぜ…w」
「…ふっ、待ってたぜ、お前のソレを…w」
ディヴィラルが剣を地面に刺す。
そしてザイディンの周りからディヴィラルの剣の紐が次々に飛び出す。
「グラウンドホーミングショット!」
「リバーススクエア!」
ザイディンの周囲にシールドを張った。
そして鎌を振る。
「炎の槍!」
「ダークタワー!」
ディヴィラルの周りを闇の炎が塔のように防御壁を作る。
そして炎の槍を防ぎ…その闇の炎が止んだ時…
「いない…」
「こっちだ。」
「!」
ディヴィラルはザイディンの背後に移動。
「ディヴァイディングレイディエイション!」
「Square!」
ディヴィラルの拘束を鉄の立方体で身代わりにする。
そして抜け出したザイディンが沢山の鎌をディヴィラルに発射する。
ディヴィラルはそれを剣で防御するが…その間にザイディンが背後からディヴィラルを狙う…!
「血針乱舞!」
「何っ!?」
鎌の端から伸びる紐と共に血の針が無数に飛び出す。
その彼の左眼、そして口元には血のラインが入っている。
ディヴィラルは抗えず、攻撃を受ける。
「くっ…!」
「…ふっ…そんなものじゃない筈だ、ディヴィラル…」
「バレたか…w」
「勿論だ。」
「…だが、どういう事だ、お前はあの時俺に攻撃をしただけで、自身に攻撃を全く受けていない筈だ、なのに…何の前触れもなくΛ覚醒…だと…!?」
「…簡単な事だ、自分で自分に、自分の鎌を使って軽い傷を負わせただけだ…w」
「なるほどな…だが、お前がそのつもりなら…いくぜ…w」
「…!」
ディヴィラルの右眼に血のライン、そして彼の布の先にも赤いラインが入る。
「Λ覚醒…だw」
「…いくぞ…!」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット

裏ノ惨劇キャラ紹介

アラウド Alaude Fence
本名アラウド・フェンス。フェンスは剣術を意味する。このストーリーの主人公。大学二年生で文系の学部に所属。性格は真面目で、戦闘力の成長速度がとても速い。左眼に縦に走る傷があり、右眼の上にバツ印のような絆創膏がある。初めは全く戦闘において無関係でとても弱いが、徐々に戦闘力を増していき、攫われたライアートを助けようと目指す。

ライアート Layarteb
アラウドの親友。ストーリー序盤で敵軍の一人、レイに攫われる。年齢はおよそ20歳。頭に目立つような角があり、よくわからない紐を垂れ下げている。左眼上部に赤いラインがある。性格は明るい。戦闘力がとても高く、戦闘好き。ストーリー序盤と結末辺りでしか登場しないキャラ。

レイ Ley
敵軍の一人。敵軍の中でもかなり強い地位に入る。年齢不詳。敵軍の象徴である赤い眼が目立つ。全体的に黒く、マントをしていて、大きな鎌で戦う。性格はクール。笑う事は滅多にない。ストーリー序盤でライアートを攫った本人。

エイト Eight Flame
本名エイト・フレイム。エイトはそのまま数字の8を、フレイムは炎を意味する。理系の学部に所属する、大学二年生。アラウドやライアートの友人。雑種として過去に人種差別を受けてきた、クロスジーンと呼ばれる両親を持ち、兄弟関係では兄がいる。母親の遺伝で、兄弟共にどうしようもない程の遠い耳を持つ。左眼は過去に訓練によって失い、切除してある。炎を使う戦士であり、同じく炎を使う師匠がいる。性格は明るく、ボケが多い。かなりの秀才で、推理力も高い。

アクト Act Exte
本名アクト・エクスト。アクトは行動するという意味があるが、lavaが何となく似合いそうってだけで付けたため、特に理由はない。エクストはextendの略で、拡張を意味する。大学四年生。一つ年下の弟がおり、何人もの弟子を持った事がある。弟もその一人。そして弟に非常に尊敬されており、目指してる人でもある。右眼に掛かる布が特徴。敵軍とは何度か戦闘経験があり、敵軍の情報を少し持つ。性格は至ってクール。口癖は「侮るな」など。棒の両端に刃物を装着したような鎌を武器とする。右眼には代々、戦闘力拡張の能力を継いでおり、更にその眼に炎を灯す事で二段階にも戦闘力を拡張できる。

リモート Remote
敵軍の一人で、下っ端。頭に特徴的なアホ毛がある。その名の通り、武器にリモコンを使い、遠隔操作で多様な攻撃を起こす。性格はちょっと明るめ。年齢不詳。

ハクア Hakua Koga
本名、古賀魄亜。赤い眼で右眼に眼帯、白い長髪で眼に隈があるのが特徴。ストーリーではリモート戦の際にかなりの遠い距離からライフルで銃弾を撃ってきたが、すぐに姿を消す。そのためその正体は謎。口調はめちゃめちゃ古文を使い、アクトとは互いに嫌い合う。とてもクール。年齢不詳。

メタリル Metalil
左眼にモノクルを付け、前髪の一部がとても大きく、髪の両端は長くとても捻れてる部分があるのが特徴。一人称は「ボク」で明るく、戦闘法は棒に巻きついてる蛇2匹を駆使する。ストーリーではアラウドが戦闘力を高めるのを手伝うために急に現れる。年齢不詳。

レル Laele
メタリルの友人。盲目で左耳にヘッドフォン?的なのが付いてる。それが何なのかまでは…設定決めてない。耳がかなり良く、更に赤外線まで使え、それで盲目を補っている。盲目のための杖には銃の機能があり、剣も使う。性格はよくわからないがちょっと明るめのよう。クールな面もある。年齢不詳。

リメア Remea
敵軍の一人。下っ端。頭にアホ毛、両端の髪が長い。性格はクールで、剣と蜘蛛の巣を使って戦う。年齢不詳。

ズィーベン Sieben
本名セヴン。左足を失い、義足。髪が激しくはねているのが特徴。口癖は語尾に「ぜ」を付ける。性格は結構明るい。変装が得意。戦闘法は付近にいる戦士の武器をコピーし、それを使う。恐らく20代くらい。ストーリーでは序盤で起こる殺人事件の容疑者の一人。

リクエラ Requera
敵軍の一人で、下っ端。頭の後ろに黒いスカーフをつけている。口癖は最初の文字を伸ばして話す。性格はやや明るめ。戦闘法は大きな手のようなものを操り、さらに自身でも体術で戦う。年齢不詳。

ミント Mint
名前は何となく似合いそうだから付けた。やや長めの髪に、黒い眼鏡の女子大生。四年生。性格はちょっと暗めで、若干口調がキツイ。戦闘時には強気になる面もある。戦闘法は雪を使うもの。積雪や塹壕、雪玉、吹雪などが定番。刃物もたまに使う。エイトと同じくかなりの秀才だが、エイトとは互いに嫌い合う。ストーリーではたまたま友人と会話しながら歩いていたところ、アラウド達に出会う。

ルダ Ruda
省略。

リバース Reverse
省略。


以下、脇役キャラ

ツェーン Zehn
本名テン・ステルス。工学部(仮設定)の大学二年生。ソフトボールのサークルに所属。高校時代でもソフトボール部で、県大会で優勝の経験がある。とある科学者により創られた人造人間。短剣を沢山使う戦闘法があるが、本編では一度しか技を披露しない。性格は明るく、かなりテンションが高かったりする。lavaのオリキャラの中でも比較的名高い。幼少期は手に負えない程の戦闘力で、今でもその力は衰えない。そのせいで多くの戦士に名を知られており、その存在を隠すために偽名を使い始めた。偽名は彼の彼女からの提案により決定したらしい。ストーリーではアラウドが武器を貰うために彼の自宅に訪れるが、その時、その自宅で殺人事件が発生しており、容疑者の一人となる。

ノイン Neun
本名ナイン。大学三年生。ツェーンとは幼少期からの顔見知り。だが、その幼少期にツェーンから多くの攻撃を受けていて、本編の4年前までツェーンを恨んでおり、幼少期からかなりの年月を掛けて復縁した。顔の2箇所が幼少期のツェーンからの攻撃により抉られ、窪み、歪んでいる。本編ではそれを帽子と大きな絆創膏で隠している。性格は実はかなり明るめで、意外と相手を嘲笑ったりもする。雑種ではないが、雑種であるクロスジーンの意思を受け継ぐ者の一人である。ストーリーでは殺人事件の容疑者の一人。

ラギン Lagin
大学二年生。ツェーンとは高校からのソフトボール部での知り合い。性格は謎。かなり無表情だが、かなりボケが多いらしく、何気に面白味があって人気。3箇所だけある黒髪が特徴的で、本人はそれをファッションだと言っている。よくわからない文字が書かれた服を着てることが多い。左手首に何かよくわからないものが装着してあるが、それは戦闘で使うらしい。だが本編では戦闘シーンはない。無念。ストーリーでは殺人事件の容疑者の一人。

スィオリ警部 Fact Theory
本名はファクト・スィオリ。20歳でまさかの警部。かなり頭は良いが、推理力はエイトに劣る。中学生頃から天才科学者として有名で、今でも警察の傍ら、多くの分野の科学研究をしている。ツェーンとは、ツェーンが中学生になった時からの知り合い。当時は廃れかけてるSOS製紙工場で研究をしていた。研究仲間は少なくとも2人はいるが、それ以上はわからない。天才科学者なのに以前から警察関係の職業を目指していた。性格は暗めで、殆ど敬語。部下に怒る時などは稀にタメ口になる。実はかなり戦闘もできる。ストーリーでは殺人事件の捜査などをしている。

ウィント刑事 Snow Wint
本名スノー・ウィント。高卒(仮設定)で19歳。生粋のゲーマーで、性格はすごくふざけているため、いつでもネタキャラ扱い。スィオリ警部の勧誘で警察の仕事に入ったらしいが、このゲーマーがどういった過程でこの仕事に就けたのかは全くの謎。職場でも頻繁に携帯用のゲームをしている。だが一応仕事をする事はする。実は中学生頃からツェーンやスィオリ警部とも知り合い。ストーリーではスィオリ警部と共に殺人事件の捜査などをしている。

通行人
アラウド達が苦境の丘を向かう際、苦境の丘のすぐ近くでちょっとした道案内をする人。魔法使いのような帽子をつけている。

女子大生
ミントの友人で一緒に歩いていた。性格は凄く静からしい。

外科医A
ストーリー終盤で登場。羽が生えており、皆の傷の治療を行う。

外科医B
ストーリー終盤で登場。ボンベを背負い、皆の傷の治療を行う。


以上。
設定に誤り等あれば更新するかもです。