バトルロワイヤル弍 20話
もはや為す術なしの2人に、スペイスは次々に連続して攻撃する。
「スカーレットアステロイドショットオブザネル!」
技名くそ長げぇ…
…赤く熱せられた無数の小惑星が襲う。
2人の姿は爆風で見えない。
「止めだ…アポカリプスメテオライト!w」
爆風を纏ったままの2人に、上空から超滑空で焔を纏う巨大隕石が垂直に落下する。
「…ふっ!w」
「Square…からの…ラーヴァリバース!」
不意にザイディンの声が聞こえる。
防御の鉄の立方体を創り、更に受けた攻撃も纏めて溶解したのだ。
更にザイディンが走り出す。
「血針乱舞!」
血の針がスペイスへと飛ぶ。
「プレッシャーオブ…ザアトモスフィア」
スペイスが大気圧で血の針を潰す。
「…フィアースは終わったか?w」
「バーロー」
「あんな程度じゃ…」
フィアースが地面に手を向ける。
「地下爆弾!」
地面から次々に爆弾が爆発する。
そこから放射線状に地割れが発生…
「…俺をなめすぎだ!w」
フィアースが2人に爆弾を投げる。
一方、トーソービル8F逃走エリア
「行け!」
A-バレンのホワイトタイガーが襲う。
「…調教師か…一瞬で終わらせるよw」
ライアートが嗤う。
「天カラノ鉄槌!」
ホワイトタイガーへと無数の鉄槌が降る。
「くっ…!」
「弱いな」
「まだだぜ…トリプルシャイニングビット!」
電気の針が襲う。
「学習のない…w」
「いや…」
「?」
「ライトニングレイディエイション!」
イクスサンダーの放った電気の針の周囲から、唐突に強力な雷が鳴る。
その影響でこの周囲の電気が消える。
「…停電…ですか」
「ゲホッ…ぐっ…!」
「ライアート…まだ…!」
「…闘るぞ…」
続く。
A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース