-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弐 10話

一方、トーソービル屋上…
ザイディンの鎌とディヴィラルの剣が激しく擦り合う。
と、ディヴィラルが鎌を利用して剣に巻き付く紐をほどく。
その瞬間、ほどかれた紐から闇の炎が発生、ディヴィラルが屈んだ瞬間…
「ダークイクスプロージョン!」
「Square!」
闇の炎が激しく爆発を起こす。
咄嗟にザイディンは鉄の立方体で防ぐ…
そしてディヴィラルが足元から…
「ディヴァイディングレイディエイション!」
ザイディンの足元をディヴィラルの剣の紐が巻き付く。
咄嗟にザイディンは紐を狙って鎌を落とす。
紐を切り、鎌を持ち一歩下がるザイディンだが…その間にディヴィラルが上方から狙いを定める。
「ビルオブソード!」
ザイディンに向かって無数の突きがくる。
「…Square…!」
鉄の立方体で防ぐが…その中の幾つかが破壊する。
ザイディンの顔の数箇所から血が吹き出す…
「くっ…!」
「…なんだ、ザイディン…そろそろ本気出したらどうだ?」
「…今のはウォーミングアップだ…いくぜ…!」
遂にザイディンが眼帯を外す。
右眼にはZの文字が刻まれ、アスタリスク形の傷跡が目立つ。
そして早速右眼に赤い炎を灯す…
「…さぁ…いくぜ…w」
「…ふっ、待ってたぜ、お前のソレを…w」
ディヴィラルが剣を地面に刺す。
そしてザイディンの周りからディヴィラルの剣の紐が次々に飛び出す。
「グラウンドホーミングショット!」
「リバーススクエア!」
ザイディンの周囲にシールドを張った。
そして鎌を振る。
「炎の槍!」
「ダークタワー!」
ディヴィラルの周りを闇の炎が塔のように防御壁を作る。
そして炎の槍を防ぎ…その闇の炎が止んだ時…
「いない…」
「こっちだ。」
「!」
ディヴィラルはザイディンの背後に移動。
「ディヴァイディングレイディエイション!」
「Square!」
ディヴィラルの拘束を鉄の立方体で身代わりにする。
そして抜け出したザイディンが沢山の鎌をディヴィラルに発射する。
ディヴィラルはそれを剣で防御するが…その間にザイディンが背後からディヴィラルを狙う…!
「血針乱舞!」
「何っ!?」
鎌の端から伸びる紐と共に血の針が無数に飛び出す。
その彼の左眼、そして口元には血のラインが入っている。
ディヴィラルは抗えず、攻撃を受ける。
「くっ…!」
「…ふっ…そんなものじゃない筈だ、ディヴィラル…」
「バレたか…w」
「勿論だ。」
「…だが、どういう事だ、お前はあの時俺に攻撃をしただけで、自身に攻撃を全く受けていない筈だ、なのに…何の前触れもなくΛ覚醒…だと…!?」
「…簡単な事だ、自分で自分に、自分の鎌を使って軽い傷を負わせただけだ…w」
「なるほどな…だが、お前がそのつもりなら…いくぜ…w」
「…!」
ディヴィラルの右眼に血のライン、そして彼の布の先にも赤いラインが入る。
「Λ覚醒…だw」
「…いくぞ…!」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット