-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弐 12話

一方、上空…
「…フッ…久し振りの登場だな…w」
「そう、だな…wさぁ…始める、ぜ…w」
「…あぁ…だがその前に…」
「…?」
「俺、飛べる奴に変装してないと…飛べねえんだ☆」
ディルファーツが重力に圧され、垂直に落ちる。
「…;」
「…あれ…此処は…SOS製紙工場、だな…」
「…まぁいい、いく、ぜ…w」
ズィーベンが武器を取り出す。
「…!?そ、それって…」
「あぁ、大剣、お前のと全く同じだ、ぜ…w」
「…なるほどな…お前は武器をコピーできるって訳か。」
「その通り…w」
「…だが、武器はコピーできれど、技やパワーまではコピーできねぇ…っぽいなw」
「……」
「本物には勝てない。さぁ、いくぞ!」
ディルファーツが走る。
「落下版突破壊!」
ズィーベンの頭上から幾つかの大剣が降る。
「く…っ!」
ズィーベンが大剣の持ち手についた紐を持ち、頭の上で回す。
だが頭上からの大剣はそれにヒットする前に破片となる。
防ぎ切れない破片がズィーベンにヒットしていく…
「ぐっ…あ"っ…!」
「遅いな。」
「!!?」
「とどめだ。」
ディルファーツが大剣をズィーベンに向けて振る。
…だが…
突如として激しい金属音が鳴る。
と共に、ディルファーツの大剣の刃が完全に消えていた。
「…!!?」
ディルファーツは狼狽える。
「…見た事のない攻撃…誰だ!!?」
「…全く…武器しかコピーできねぇんだから敵によっちゃぁ近距離戦しかできねぇ…んな欠点があるって…分かってねぇだろ?w」
「…悪りぃ、ぜ…」
「…誰だ、お前…」
「かつて旧白軍に所属していた、俺だ…ワン。」
ワン。Aチーム。
左手に長い剣を手にしている。
「…ってかお前も…近距離戦の武器じゃねぇか!、ぜ!?」
「うっせぇ黙れ」
「…;」

一方、地上…空き地。
「…へっ…ステルス、フレイム…お前らちょっと下がってろ…w」
「…あぁ…」
「…だが相手はチート武器の作者と何人も弟子にしてきた強者、アクト…1人で対抗できるとは思」
「うるせぇ黙ってろ!」
「……」
ナインが集中する。
「侮ってるな…この俺の前で…」
アクトが走り出した…と、その瞬間。
空間を繋いで一瞬でナインの目の前に行く。
そしてアクトに向かってナインの武器が伸びる…
だがアクトが瞬間的に回避、ナインの首元を狙う…!
「ナインっ…!」
「もう遅い。」
アクトの武器が止まる。
「…!?」
ナインがアクトの武器を素手で受け止めたのだ。
「…元ヴェンジャンス、偽りのクロスジーンの俺達は…覚醒によって動体視力や防御力を始め、多くの力が倍増する…」
ナインの身体が黒く染まる。
「覚醒!!!」
草原属性の風が放射状に吹く。
「…!!?」
アクトは一歩下がる…
ナインの頭にはプレイリーリングが浮かび上がる…
「ブラッドマシンガン!」
ナインに向かい、血の弾が発射される。
lavaのカードによるブラッドの技だ。
ナインはlavaの方向を向き、集中する。
すると…ナインに直撃する寸前の弾だけを素手で受け止める。
「…!!?」
「遊びはそこまで…」
アクトが動き出す。
空間を何度も繋ぎ、ナインの周囲を移動、ナインを翻弄する。
そして…
「行くぞ…アラウンドダークミサイル!」
ナインの周囲から闇の弾が360°から発射される…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット