-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弍 24話

ヴィーツァは手を次々に蹴られたFeボールへと向け…次々に砂化していく…!
「…!」
そして、ボールのうちの1つを…ヴィーツァが蹴り返す!
「なっ…」
ギルトはボールの軌道を注視し、足を動かす…だが。
「侮ったな」
「!?」
「地雷!」
ギルトの足元が大きく爆発する。
ギルトの身体が力なく飛ぶ。
ヴィーツァは笑みを浮かべている…
「…けっ…脆いなw」
「でなきゃな」
「!」
ギルトがヴィーツァの背後を取る。
そしてギルトがヴィーツァに向かい、蹴りを入れる…だが、
ヴィーツァは容易に回避、
更に銃を取り出し、ギルトに一発撃つ。
「なっ!?」
ギルトは間一髪銃弾を回避する。
「Feボールを蹴るには足をガードするものが必要、でないと鉄製だからあんな力強くは蹴れねぇ…そしてそのガードのお陰でさっきの地雷も最小限に抑えられた…って訳かw」
「…まぁな…」

一方、空き地…
「…災害の革命、ディザスター…奴には一筋縄ではいかない…」
「ふっ…w」
「侮った…」
5人が睨み合う。
「先手必勝…!」
lavaが動く。
「漆黒の光線!」
ヴァンの技だ。
「lava wall」
ディザスターの目の前から壁のように噴火が起こる。
漆黒の光線を完全相殺した。
「洪水…!」
ディザスターの声と同時に、物凄い水の音がする。
「…!」
「濁流が…!」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、(ディルファーツ)
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)、ギルト、(オースィー)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート、ヴィオル、シェルリア、アクア
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 23話

「…ふっw」
「…そう、その奴隷施設に、だ…俺やエイクが脱出した後、奴隷施設をぶっ壊した奴がいた。それにより、奴隷施設はなくなり、クロスジーンの差別も遅れながらも徐々に消えて行った…」
「お、よく知ってるな…w」
「…そしてその奴隷施設でクロスジーンを働かせていた奴等の一人が、お前…ヴィーツァ…そして旧白軍の裏切り者であるヴァルヴァートも重要人物…」
「…あぁ…wあの時、俺はあの施設のボスに必要とされていたのさ、そして時間移動で通っていたのさ…俺等にはクロスジーンを働かせる必要があってな…w」
「…」
「ふっ…これからの俺達の計画の準備に、沢山の労働力が必要だった…」
「…それが、未来の独裁計画か…」
「あぁ…w」
「…ヴァルヴァート…アイツは今どこにいる?」
「お前等の知らない所だ、計画までお前等に見つかる訳にはいかねぇしな…w」
「何だと…」
ギルトとヴィーツァが話を続ける。
「…わざわざ俺の前に出てきたっつー事は、だ…仇取りって訳か?w」
「…答える必要はない…俺はザンを守っただけだ…」
「ふんっ…w」
「…奴隷施設をぶっ壊した奴…それがまさにこのクロスジーン、ザンだ…此奴はたった一人であの頑固な奴隷施設を、あの現状をぶっ壊したのさ…そんな英雄を、俺は守るだけだ…」
「…俺の目の前に出てきたのなら、簡単には帰らせねぇぜ?w」
「…心配は要らねぇ…俺がお前を帰してやらねぇよ…floccinaucinihilipilification!」
ギルトから放射状に乾いた風が吹く。
「…?」
「floccinaucinihilipilification…訳を、無価値と見做す事…この風によって、俺の周囲の人物に、属性の使用を禁じる技だ…」
「……」
「…お前は無価値、だ…属性による技の禁止によって、大部分の技は不可能だろう…つまり、属性なしの攻撃だけでは…お前の存在価値など無益…」
ギルトが前に出る。
「…どうだ?これでもまだ俺と張り合えると言うのか?」
「…ふんっ…こんなんじゃお前となんか張り合えねぇよ…属性を封じた所で何だ、俺には無数の手札が存在する、お前の負けだw」
「…やってみろ…」
ヴィーツァが瞬間移動でギルトの前へ移動する。
ギルトは瞬間的に回避、ヴィーツァの攻撃を交わす。
「オースィー!Feボールだ!」
「了解!」
オースィー。Eチーム。
植え込みの陰から鉄製のサッカーボールが飛び出す。
そのボールは吸い込まれるようにギルトの方へと飛び…
その軌道に合わせ、ギルトが足を添える…!
「いってくれ…Feボール!!!」
鉄製のボールが勢いよく軌道を変える。
その軌道の先には、ヴィーツァがいた。
「ガイアトルネイド!」
ヴィーツァにより、凄まじい疾風が吹く。
ボールは更に軌道を変え、宙を舞う。
「俺をなめんな…」
ギルトが跳び、半回転して再びボールに足を合わせる。
「オーバー…ヘッド!」
ギルトにより、またしてもボールが軌道を変える。
そしてヴィーツァに向かい…
「ふっ…ノンタイムバースト…からのプラチナロケット!」
近づくボールを無数の斬撃で斬り、Ptソードを飛ばして止めを刺す。
更に瞬間移動で飛ばしたPtソードを手の内に戻した。
そしてそのPtソードを地面に刺し…
「久しぶりだな…2連覚醒!」
ヴィーツァの姿が変わる。
白い仮面をした姿…2段覚醒のヴィーツァフェルディDだ。
「さらばだ」
ギルトが新しいボールを数個地面に置いたまま、ヴィーツァを睨む。
そしてヴィーツァが手を伸ばし…
乾いた音が響く。
「…!!?」
ギルトが背後を振り向く。
「オースィー!!!」
「奴は消えた。もう助けはないぜ…」
オースィーの姿が砂と化す。
完全にサシの状態へと追い込まれる。
「…ちっ…」
「どうした、ネタ切れか?」
あぁ…ネタ切れ…lavaがな。
「くそっ…Feボール!」
ギルトがボールを数個、連続して蹴る。
その先のヴィーツァは…静かに口元を緩ます。

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、(ディルファーツ)
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)、ギルト、(オースィー)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート、ヴィオル、シェルリア、アクア
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 22話

「じゃぁ俺から…」
ヴィオルが前へ出る。
武器の先の円形部分が高速で廻りだす。
「シャイニングライトニング!」
ヴィオルが武器を振り、先から凄まじい電撃が出る。
「…属性による攻撃…これはいくらなんでもワンでも…ぜ…」
「いや…w」
ワンが別の武器を取り出す。
そしてその武器を振り、ヴィオルの攻撃を相殺する。
「何!?」
「これは絶縁体であるゴム製の剣だ…wそれにより、電気系統の技は全て相殺できる…w」
「どうかな?」
シェルリアが後ろから攻める。
「なっ…」
ズィーベンがヴィオルの武器のコピーで防ぐ。
「ヴィオル、今だよ!」
「わかってる…!シャイニングライトニング!」
ズィーベンに向けて同じ技を繰り出す。
「…俺をなめてるなw」
ワンが走り出す。
「放射連剣!」
ワンが両手を大きく降る。
と同時に放射状に通常の剣とゴム製の剣が数十個も飛び出す。
ゴム製の剣はヴィオルの攻撃をほぼ防いだ。
防ぎきれない電撃がズィーベンにあたる。
だがその電撃は微小。
軽く血を吹き出す。
と、先程ワンが放った剣がシェルリアの周囲に向かう。
「…なっ…!?」
「シェル!!!」
ヴィオルが叫ぶ。
…とその時、ワンの剣が次々に弾かれる音がする。
その元には青い姿が揺れる。
「…アクア…!」
シェルリアの一言と同時にアクアが姿を現す。
アクア。Fチーム。
「強敵…待ってたぜ!」
アクアが手から変化させて作った刃をワンに向ける。

一方、苦境の丘…
「お前…」
ヴィーツァが倒れたザンを抱える姿を眺める。
「…よくもザンを…ヴィーツァ…!」
その姿はヴィーツァの方へ睨む。
「…ふっ、久方ぶりだな…罪のクロスジーン、ギルトw」
ギルト。Eチーム。
「…それはお前等、奴隷施設にいた奴等が勝手に俺に付けた名だろ…ヴィーツァ」
「…くっ…wそうだったな…お前はあの厳重な警備の中を何度も脱出を試み、呆れた事に脱出を成功させた数少ないクロスジーン…w」
「…その点は感謝してる…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、(ディルファーツ)
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)、ギルト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート、ヴィオル、シェルリア、アクア
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 21話

一方、SOS製紙工場…
「つか作者!12話以来出さねえってどういうことだよ!しかも更新スピード遅い!」
面目ない
「…旧白軍の強者と言えど…結局は近距離戦武器、俺には勝てない…w」
「どうかな?w」
「俺の存在感が…ぜ…;」
ディルファーツの武器の柄から少しだけ刃先を出す。
「…行くぜ?w」
ディルファーツが自身の腕に武器の刃先で傷をつける。
「来る、ぜ…」
「Λ覚醒!…からのモウメントラッシュ!」
赤く染まるディルファーツから高速の剣術が放たれる。
…そしてディルファーツが剣を止める…
すると…
「ぐぁっ…!」
ズィーベンの両腕から鮮血が飛び出す。
だが…
ディルファーツの大剣に異変が。
「なっ…何…!?」
ディルファーツの大剣の刃が粉々になる。
ワンは無傷だ。
「…ふっ、反射神経は俺の方が上のようだな…そしてこの選びに選ばれた強度抜群のこの剣…お前の剣術の間に全てこの剣で斬り落としてやったぜ…w」
「何っ…!?」
Λ覚醒のディルファーツから汗が流れ出す。
「終わ…」
ワンがディルファーツの目の前に移動する。
「りっ…!」
「がっ…!」
ワンの投げつけた剣が超高速でディルファーツに直撃する。
「…く…くそ…っ…」
ディルファーツは力なく倒れる。
「…すげぇ…完全勝利…だ、ぜ…」
「ふっ…お前もまだまだだな…まだ敵はいる。」
「!?」
「…ふーん…大分強いのね、貴方…」
「誰だ、ぜ…」
工場の屋上から人が飛び降りる。
そして工場の陰からも…
「俺の名は、ヴィオル。」
ヴィオル。Fチーム。
「そして、私はシェルリア…早速行くよ♪」
シェルリア。Fチーム。
「雑魚そう…」
「そこ、うっさい!」
「…ふっ…w」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、(ディルファーツ)
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート、ヴィオル、シェルリア
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

ぐへぇぇ

どうもlavaです。
元red.spiderです。
大学生活真っ只中です。
そのためメモが全然作れない。最悪。
裏ノ惨劇Act編入ったら新ストーリーPV作ろうかな計画してます(((えっ
クロ霧と同時進行になる???
やばいこれ
うぅぅ…
新ストーリーはみんなからキャラ貰ったからすぐ始めないと申し訳ない…
できるかな同時進行…
DSi時代に同時進行試みて結局失敗してるからなぁ…
ぬへへ
あ、部活ね、吹奏楽入ることにしたよ。
3年振り。わーい。
それでなおさら忙しくなってる。うん。
メモ頑張らなきゃ。
ぐは。

…僕ちょっと今探してるユーザーさんがいらっしゃるんですが…
DSi時代の棒人間作者の仲間だった…
また語り合いたいなぁなんて、さ…はい(((
そんだけでしたん。
バトロワもちゃらちゃらやってるよー
ちょっと新ネタも出るから是非(((

…以上!✨

バトルロワイヤル弍 20話

もはや為す術なしの2人に、スペイスは次々に連続して攻撃する。
「スカーレットアステロイドショットオブザネル!」
技名くそ長げぇ…
…赤く熱せられた無数の小惑星が襲う。
2人の姿は爆風で見えない。
「止めだ…アポカリプスメテオライト!w」
爆風を纏ったままの2人に、上空から超滑空で焔を纏う巨大隕石が垂直に落下する。
「…ふっ!w」
「Square…からの…ラーヴァリバース!」
不意にザイディンの声が聞こえる。
防御の鉄の立方体を創り、更に受けた攻撃も纏めて溶解したのだ。
更にザイディンが走り出す。
「血針乱舞!」
血の針がスペイスへと飛ぶ。
「プレッシャーオブ…ザアトモスフィア」
スペイスが大気圧で血の針を潰す。
「…フィアースは終わったか?w」
「バーロー」
「あんな程度じゃ…」
フィアースが地面に手を向ける。
「地下爆弾!」
地面から次々に爆弾が爆発する。
そこから放射線状に地割れが発生…
「…俺をなめすぎだ!w」
フィアースが2人に爆弾を投げる。

一方、トーソービル8F逃走エリア
「行け!」
A-バレンのホワイトタイガーが襲う。
「…調教師か…一瞬で終わらせるよw」
ライアートが嗤う。
「天カラノ鉄槌!」
ホワイトタイガーへと無数の鉄槌が降る。
「くっ…!」
「弱いな」
「まだだぜ…トリプルシャイニングビット!」
電気の針が襲う。
「学習のない…w」
「いや…」
「?」
「ライトニングレイディエイション!」
イクスサンダーの放った電気の針の周囲から、唐突に強力な雷が鳴る。
その影響でこの周囲の電気が消える。
「…停電…ですか」
「ゲホッ…ぐっ…!」
「ライアート…まだ…!」
「…闘るぞ…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 19話

「…とりあえずな、降りてこいよ」
フィアースがトーソービル屋上に向けて爆弾を投げ入れる。
それを見て、ザイディンは避け、地面を蹴って屋上のフェンスを越えて落ちる。
…そして落下中に足の炎を出し、フィアースに向かう。
「ケッ…wボムシールド!」
フィアースがザイディンとの間に爆弾を沢山出す。
「!!」
直後、ザイディンの目の前で爆発…
フィアースは既に爆弾との距離をとっていた。
「Square!」
鉄の立方体で攻撃を防ぎ、横からザイディンが攻める。
「スペイスショット!」
スペイスが銃の二つ持ちで2人に同時に攻撃する。
「Squareっ…」
「ボムシールド…!」
2人はそれぞれ盾を作る。
…だが盾は破られ、横に交わし、2人ともギリギリでスペイスショットを回避する。
「…流石だ…これだけの攻撃を生み出せるとは…」
「…」
「…行くぜ」
フィアースが前に出る。
「サラウンディングボム!」
フィアースの放った爆弾がスペイスの周囲を包む。
「マーキュリー…」
スペイスの周りを水の盾が包む。
爆弾の爆風までもを打ち消した。
その間、ザイディンが背後をとる。
「…!」
「フレイムサイズショット!」
炎に包まれた鎌が次々にスペイスへと発射される。
「…ムーヴコントロール!」
発射された鎌をコントロールする。
だが、近距離すぎたため、数個コントロールに追いつかない。
「くっ…!」
鎌をスペイスに掠める。
「やばい…!」
ザイディンが叫ぶ。
「……www」
スペイスが歯を見せる。
「リバースレイディエイション!」
操った鎌が渦状に高速でザイディンに向かう。
「Square!!!」
ザイディンが鉄の立方体で防ごうとするが…
鎌の速度に追いつかない。
幾つもの鎌がザイディンを襲う…
「くっ…やばっ…」
ザイディンは避けきれない。
次々にザイディンの身体を掠めて、血を吹き出す。
そのうちの1つがザイディンの顔に向かって飛んでくる。
「くっ…ぐぁっ…!」
咄嗟に右腕を上げる…
するとその鎌がザイディンの右腕に刺さった。
「…くっ…やばい…Λ覚醒…」
「まだまだ、だなwww」
スペイスの顔が赤く染まる。
「これじゃぁ一瞬で…終わっちまうぜw」
スペイスが赤の流星群で2人に攻撃する。
「くっ…」
「おぉぉ…流石、だぜっ…くっ…」
「まだだw」
「「!?」」
「銀河の爆破群!」
2人の居場所が爆破される。
「まだだぜw」
スペイスが嗤う…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 18話

「ヴィーツァ…っ…!」
「貴方は…」
「ザン…」
ザン。Eチーム。
「い、一体何があったんだ…ザン…」
「…此奴には恨みがある…」
「…?」
「…ふっ…じゃぁ目障りなお前から…w」
ヴィーツァがPtソードを構える。
「…」
ザンはただ無言でヴィーツァを睨む…
「一撃でやられぬようにな…w」
ヴィーツァが動き出す。
「…ノンタイム・バースト…」
瞬間的にザンへと凄まじい斬撃が刻まれる。
だが…ザンは無事だ。
「…この程度じゃねぇだろ…貴様…」
「ふんっ…w」
「どうなってんだ…ザンが無傷…」
「あの彼、ヴィーツァの攻撃に合わせて目に見えぬ速度で武器を動かし、全てを防ぎ切りましたね…」
「そんな高度な…」
「なめてかかると痛い目に会うぜ…w」
「わぁってるよ…」
ヴィーツァが走り出し、ザンに向けてPtソードを振る。
ザンが武器を振り、防ごうとするが…ヴィーツァが突然消える。
「…瞬間移動…か…?」
と、その瞬間、ヴィーツァが同じ場所に現れ、斬撃がザンに直撃する…
「くっ…!」
「おいおいこんなんで血ィ流してちゃぁ…まだまだ序の口だぞ…?w」
「今のは…何だ…」
「瞬間移動に見えるが、違うぜ…時間移動だ…w」
「時間移動…」
「2〜3秒後に時間移動したんだよ…一瞬だけ姿を消し、狼狽えているうちに再び現れ、時間差での攻撃…w」
「…」
「強い…」
「時間移動…それを使えばこんな事だって…w」
そう言うと、ザンの周囲に次々とヴィーツァが現れた。
「分身…!?」
「元のヴィーツァ本人からの分身ならば…それぞれ一個体はヴィーツァ本人程は強くないはずです…」
「分身?そんな甘っちょろいもんじゃねぇぜ…?w」
「何…!?」
「簡単な話だ、1時間後の俺が1時間前、つまりこの今に時間移動しただけだ…それを繰り返せば幾つもの自分が生み出せるのと同じ状況が作れる、ってわけだ…w」
「そ、それぞれ全てがヴィーツァ本人なのか…!?」
「そうなると圧倒的に勝ち目は…ないですね…」
「…だが1時間後のお前って事は…1つ欠点があるな…」
「…え?」
「疲労だ。事実上、もしこれから1時間ずっとぶっ続けで戦い続けていたとしたら…徐々に疲労が溜まっていき、様々な能力が低下する…」
「それは心配ねーよw」
「なっ…?」
「テメェ等雑魚なら、1時間など経たずに瞬殺するからよ…w」
ヴィーツァが嘲笑する。
「…そうはいかねぇぜ…」
「いや、瞬殺だなw」
「ふざけるな」
「ふざけてなどいないさ…1時間後の俺にはこのバトルの記憶が既にあるんだぜ?もうお前等の戦法、結果…全てお見通しさ…w」
「何っ!?」
「まぁ、そんなもんさ…さぁ、かかってこいよw」
「…」
ザンが現在のヴィーツァに襲いかかる。
だがその間に…
「がっ…!」
「ぐあ"っ…!」
「脆いな」
複数のヴィーツァによって、ゼンディックスとベットが一瞬で倒される。
「どうだ?wお前の仲間がやられた気分は?w」
「…俺は彼等とは同じチームじゃねぇ…はなっからお前とは単独で殺るつもりだ…」
「そうか…wやってみろ…w」
ヴィーツァが瞬間移動でザンの背後へ行く。
「…行くぞ、」
ザンが武器を振る。
モノクロームフェンス!」
ザンの斬撃から白と黒のオーラが弾け出す。
光属性と闇属性だ…
ヴィーツァが一瞬だけ消える。
「また時間移動か…?…いや、まだ攻撃は届いてない…」
「技コピー…」
ヴィーツァが覚醒する。
「何の技だ…?」
「Square!」
「!?」
ヴィーツァの目の前から鉄の立方体が次々に出現する。
ザンの斬撃は弾かれた…
「技コピー、モノクロームフェンス!」
続いてヴィーツァが同じ技をコピーする。
「ダークシールド…!」
ザンが闇の盾を作り出す。
だが、盾が壊され、攻撃がザンに来る。
更に周囲のヴィーツァも覚醒、技コピーでモノクロームフェンスを使う。
すると、ザンが手を地面に向け…
「グラウンドバイブレーション!」
地面が大きく揺れる。
と同時に、モノクロームフェンスの斬撃が堕ちる。
「…!?」
ヴィーツァが疑問の表情を見せる。
そしてその瞬間…
現在を除く全てのヴィーツァが消滅する。
「何っ…!?」
「…」
「…何が起こった…んだ…?」
ゼンディックスが問う。
「…恐らく、パラレルワールドです…」
「!?」
「ザンが予定外の行動を起こす事で、パラレルワールドの分岐点で別の世界へと俺達を誘導したのでしょう…それにより、未来のヴィーツァは皆、この世界から排除され、消えていった…」
「なっ…」
「恐らく、彼はそれを狙っていたのでしょう…ザン…」
「なるほど…」
「…ふっ…そういう事か…w」
「それより教えろ。」
「…?」
「何故今ザイディンの技が使えたんだ。この場に彼奴はいないぞ?」
「…ふっ…気付いていたか…w」
「言え…」
「…簡単だ、技コピー寸前に瞬間移動でザイディンの元へ、一瞬だけ行ったんだよ…w」
「なっ…」
「どうやらザイディン、彼奴はライバルのディヴィラルを倒し、新しい敵と戦闘中だ…w」
「…」
ザンが睨む。
「これで、とどめだな…w」
「…」
ザンの顔から汗が出る。
そして一瞬、ヴィーツァが消え…
「技コピー…」
「やばい…!」
「無重力!」
ザンの呼吸が妨げられる。
「くっ…ぐあ"っ…!」
ザンの口から出る鮮血が周りを漂う…
「ふっ…呆気ないな…」
ヴィーツァが無重力を解く。
「くっ…ヴィー…ツァ…っ…!」
「終わりだな、ノンタイム・バースト…」
ザンに無数の斬撃が注ぐ。
「…ふっ…w」
ヴィーツァが振り向く…
「…!!!」
ザンはその場に居ず…代わりに少しズレた位置に抱えられていた…
ザンは血を流し、動かない。
「くっ…」
「お前は…」
「くそっ…ザンっ…」

一方、トーソービル屋上…
スペイス。Cチーム。
ビル近くで浮いている。
「流石ザイディン…凄い戦闘力の伸びだな…」
「スペイスか…」
「だが、俺以外に敵がいるんだ、此処は1vs1vs1だな…」
「ふっ…全て消し去ってやるよ…w」
フィアース。Gチーム。
「此奴は爆発物を巧みに使う奴でな…油断できねーぜ…」
「…」
ザイディンが沈黙する。

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース

バトルロワイヤル弍 17話

一方、トーソービル8F逃走エリア…
「くっ…!」
イクスサンダーがライアートを睨みつける。
「…それじゃぁ、片付けるか…w」
ライアートがフェインの方を向く。
フェインは腹部から血を流したまま、蹲り、顔を上げてライアートを見る。
「や…やめろ…!」
「終わりだ。」
「くっ…!」
イクスサンダーが叫ぶ中、ライアートがフェインに向かって武器を…
「…!」
フェインの目の前を何かが通る。
そしてライアートは一歩下がった…
フェインの横へ着地したのは…
「ホワイトタイガー…」
「まさか!」
「随分なやられ様だな…フェイン…」
誰かが歩み寄る。
「…助かっ…た…」
「でもまさか…こんな強敵がいるとは…思いもよらなかったぜ…」
「アルタ!」
A-バレン。Cチーム。
ホワイトタイガーを調教する戦士である。
ライアートが武器を回し、構え直す。
「…ふっ…」
「お前がライアート…か。」
「その通り…だがフェインが戦えなくなった今、お前が来たところで人数に変化はゼロだぜ?どう考えてもこの戦力の差では俺の方が有利だ…w」
「…だろうな…だがその心配は無用…」
「…?」
「もう1人、連れてきたぜ。」
「アルタ…まさか…」
「そう、彼だ」
「こんにちは…私ですw」
「す…ストラフリード…」
ストラフリード。Cチーム。
「フェイン…貴方は下がりなさい…リタイアだ。」
「…だなっ…もう…戦えそうに…ねぇ…」
イクスサンダー、A-バレン、ストラフリードの3人がライアートの方を向く。
「…闘るぞ」

一方、苦境の丘…
「!!?」
「誰だ!?」
「…彼処です…!」
ベットが植え込みの一部を攻撃する。
「いやぁ…流石旧白軍、だな…w現白軍ボスの仲間とも頷ける…w」
「なっ…」
「お前は…!」
レイとゼンディックスが凝視して驚愕する。
「お前等は全員抹殺するぜ…w」
「…ヴィーツァ…!」
ヴィーツァ・クライス。Dチーム。
「…崇めたてますね…」
「ヘッ…w」
「…まさかヴィーツァがこのバトルロワイヤルに参加…そんな事をしたら対戦が全て滅茶苦茶になるのは必至…勿論彼がPtソードを持っていればの話だが…」
「持ってるぜw」
「…まぁ、前回の時に勧誘がなかったのも理由だが…今日は俺の強さをしっかりと頭に刻んで…おいてやりたいからなw」
「くっ…」
「やっと姿を現したな!…ヴィーツァ!」
「!?」
「だ、誰だ…!?」
「テメェだけは…許さねぇ…!!!」
「来たかw」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弍 16話

一方、空き地。
「…へっ…」
ナインが嗤う。
…と…次の瞬間…
何かが切れる音が大きく鳴る。
そしてアクトが発射した闇の弾は…停止し…粉砕されて垂直に落下する。
「…!?」
「俺の能力が敵に向かって武器がホーミングするだけだと思ったか…?敵の発射した攻撃をも追跡し、確実に攻撃して相殺する…その能力を次々に使っていけば一瞬にして周りの攻撃全てを相殺する事が可能、だ…w」
「…ナイン…強くなってる…」
「フンッ…w」
「…ちっ…めんどくせぇ…」
アクトが空間を繋ぎ、次々に瞬間移動を起こす。
そしてナインの背後からアクトが攻撃しようとする…
だがナインはアクトを捉え、武器を向ける…しかし。
アクトは前方に空間を生み出す。
ナインの攻撃は空間に飲み込まれた…
その時だった。
ナインが攻撃に集中してる瞬間に攻撃が来る。
風…草原属性の破片を多く含み、更に血でできた針をも紛れこませる…
ガーヴェリアのプレイリーウィンドとΛ覚醒のザイディンの血針乱舞の合わせ技だ…
lavaのカードによって生み出されていた…
アクトに集中していたナイン…更に攻撃が風である事からなかなか防げない…!
「噴火投剣!」
ナインの目の前に円形に剣が刺さり、噴火する。
風は噴火で妨げられた…
「ステルス…!」
「てめぇだけで無理すっからだ…」
「遅い」
「!!」
「エイト!」
「くっ…火炎の塔…!」
エイトの周囲から炎が飛び出す。
「…闇の風…」
アクトが起こす風によって炎が一部吹き飛ぶ。
「!!」
「まずい、シールドが…!」
「自分の心配もするんだな…」
「!!」
「五銃撃!」
lavaのカードによる覚醒ガンの技だ。
「防御…!」
テンが短剣を操り、シールドを作る。
…5つの銃撃が当たる…
それにより短剣が数本折れ、落ちる。
「…くっ…あぶねぇ…」
人が倒れる音がする。
「そうだ、エイト…!」
…アクトが武器を突き刺している…
その武器は…
ナインの腹部を貫いていた。
「なっ…ナイン…!」
「…悪りぃ…ステルス…」
「な、何故…」
「この方が軽く済む、と思って…な…エイトが倒されるよりは…ぐっ…!!」
「ナインっ…!」
「…!」
アクトが武器を抜く。
ナインが倒れる。
「…くっ…」
「…悉く意味なしだったなナイン…俺を侮りすぎだ…」
「噴火連覇!」
突如、テン、エイト、アクト、lavaを目掛けて噴火が連続して起こる。
…だが全員、何かしらの方法で防御、回避する…
「その声は…」
「…あぁ…災害の革命…」
「ディザスター・カタスト!」
「鮮血に染まる敵を…一目見ん、と…w」
ディザスター。Eチーム。
「侮った…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト、ディザスター
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

現在オリキャラ整理2014/3/31

SPIDER STORY

 

第1オリ

エレク・テクノル、C、ブルー、テン・ステルス、フィン、

ディルファーツ・ウーンド、ブラッド、ヴァン、ガン、ヴィーツァ・クライス

 

第2オリ

ストリック、スノー・ウィント、ファクト・スィオリ、シクスス、

ダンガー、スピン、ラクト、アーット

 

第3オリ

ウィック、スカイカット、プラント、ネイプ、

ファスト、ハイト、ゲイズ、ムート

 

第4オリ

ホット、スペイス・ウェイト、ジェイト、セフト、アーティラリー、

クラウ、ディステンド、イエスト、ユースト、ブーメラン

 

第5オリ

ハンター、ザイディン・エクスト、ロウト、ツィツァー、

オースィー、エグゾン・ジメンス、インヴァース、キースト

 

第6オリ

ベイロス、カウモ、ディザスター、

シャラク、フォント、ウェザー

 

第7オリ

アクア・ソーラド、ガーヴェリア、ヴィオル・クーロン、シェルリア、

ディヴィラル、ティジリアル、ゼッツェイリグヴィアル、ジャヴ

 

第8オリ

フェイン・セイント、イクス-サンダー、ストラフリード、A-バレン、

ギル・フレイム、ゼンディックス、ブラック-サファイア、ドゥルラ

 

第9オリ

ティス・ディスト、リフィラ、エクリス、リティーン・カムリィ、

ザン、ダークディヴァ、キルィアズ、クリア-シャドウ

 

第10オリ

ファルギア・アトラク、ナイン、ウィルド、ミン、

スローター、クレアーヴォイエント、リドル・グルーム、ヂス

 

第11オリ

イグラス、リリア、フレア・テクノル、

ヴルン、スラグ、ディスヘヴン

 

蜘蛛系

spider、bla.spider、red.spider、yel.spider、gre.spider、blu.spider、pur.spider、whi.spider、bwn.spider、bnz.spider 、sil.spider、gol.spider、dar.spider、Fe.spider、sky.spider、sha.spider、Pt.spider、

 

ボス

フィート、ディラーグ

 

古代

ラムダ・クラック、イオタ・プレイル、イータ・ステルス、イプシロン・ウェイト、

オミクロン・ウーンド、カイ・ソーラド


その他

エラ男

 

 

裏ノ惨劇

アラウド・フェンス、ライアート、レイ、エイト・フレイム、ラギン、ズィーベン、エクトリア、アクト・エクスト、リモート、ハクア・コガ、メタリル、リメア、レル、リクエラ、ミント、ルダ、リバース

 

 

クロカゲの霧

フィーア、トゥエルヴ、グレイディア、ドット、フィアース、リフィーネ・カムリィ

 

 

偽ノ懺悔

ゼクス、フュンフ、エルフ



LAST AND START

イェル、ヴドゥルフ、キリア、ワン、ベット、ヴァルヴァート、フィアラルティリア

 

 

登場未定

アルビノ、ベナシュ、クロネ、ツヴァイ、ドライ、レニ・テクノル、ジェシカ・テクノル、エルナ、フェス



その他

ぐちゃぐちゃくん、死君、サライくん、多田野棒人間、ギルト・フレイム、エイク・フレイム

 

 

 

…忘れてるやついないかな

バトルロワイヤル弍 15話

一方、Fe公園…
「…プラント…ですか…」
「助かったぜ、プラント…」
「…あぁ…だが油断するなよ…」
「…あぁ…」
「しかし今のは賞賛しますよ、私のメカを一体、一撃で倒したとは…」
「俺の覚醒能力だ…」
「…なんでしょう…」
「俺のこの左眼、な…透視能力と亡霊を操る能力があるが…その内の前者、透視能力には相手の情報を瞬時に見透かすだけではなく、戦闘相手の弱点部分、所謂身体の歪み、だな…それをも見抜く事が出来る。そしてその歪みに向けて攻撃すれば…簡単に強い衝撃を与えられる…まぁ覚醒前でも使える能力だが、覚醒をすればその見透かす範囲は格段に拡張される…」
「…なるほど…貴方の能力にはまだとても深い謎があったのですね…」
「さぁ…俺等2人に対して少人数では歯が立たないぞ…どうする?」
「確かに…身体の歪みを見透かし相手より容易に優位に立てるクレアーヴォイエントと未だΛ覚醒が残されているプラントが相手では…とても厳しい…」
「フッ…」
プラントが微笑む。
「…だからこそ、私はメカを作り続けるのです…さぁ、続いてのメカ達、行きますよ!w」
「なっ…!?まだいたのか…!?」
「CMMF-W04,同じくW20,B20…パスワード******,******,******…始動!」
瞬間、クレアー、プラント2人の背後からメカ3体が飛び出す…
「なっ…」
「こ、これは…!」
「Clone Mechanism Made by Fact…まぁまだ彼等はクローンには程遠いですが…飽くまで機械、です、彼等は実物を模したロボットだと考えて頂いて構わない…そして命令は全て私の方からですよ…w」
片手に短剣を5本持つメカ、右眼に眼帯をし、長い棒を持つメカ、赤眼をし、両手に四次元フレームを持つメカ…
その3体がクレアー、プラントの2人の方を向く…
「…なるほど…テン、ザイディン、エグゾンの機械的クローン、か…」
「一体メカを何体…」
「さぁ、これでどうでしょう?私を含め、メカ達は全部で6体です…勝てますか?」
ファクトが嗤う。
「…それほど多くのメカを作り上げるなんて…お前…すげぇ…金欠だろ」
突然のプラントの一言がファクトに突き刺さる。
「…え、えぇ…相当な金銭や時間が必要ですからね…w」
ファクトの涙腺が緩む。
「…それはさておき、行きますよ…!」
5本の短剣が投げられる。
「テンの五連投剣だ…!」
「狼狽えるな、クレアー…この短剣の軌道を見る限り、恐らく…」
プラントが短剣を回避する。
そして横から長い剣で短剣全てを遮る…
5本の短剣が力なく落ちる。
「…なるほど…コントロール能力は、ない、か…」
「…恐らく、ファクト本人からの通信機能を搭載するために本物の機能の幾つかを減らしたのだろう…そして彼等は機械…人造人間と言えど生物の部類に入るテン本人とは違い、短剣を新たには生み出せない。一般の人間は指の間の細胞はアポトーシスで出生前にプログラム細胞死を起こし、指という形態が出来るが、テンのプログラム細胞死は完全には行われず、指の間に未分化の細胞塊が存在し、彼の属性である、草原によって途轍もないスピードで未分化の細胞塊から分裂した細胞が分化、肥厚することで短剣を次々に生み出す事が可能だ…だが彼等は機械だから、そのような生物的な機能は備えていないはず…」
「あの…これさ、作者lavaは理系で高校のカリキュラムを終えているが読者の中には分からない人もいるんじゃねぇのか…?;」
うん、気にしない。
「…まぁいい…クレアー、いくぞ!」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 14話

一方、トーソービル屋上…
「血針乱舞!」
「ウィンドシールド!」
「とどめだ!」
「!!」
「フレイムサイズショット!」
ザイディンがディヴィラルの真上へ移動、炎を纏う小型の鎌を落とす。
(…やばい…回避する余裕がっ…!)
鎌がディヴィラルにヒットする時…
鎌の一部が消える。
「!?」
「…くっ…!」
ディヴィラルが顔に僅かに傷を負う。
「…危ないところだった…」
「…今の…まさか空間技…!?」
「…あぁ…まだ使いこなせねぇが…お前の兄に教えてもらったさ…w」
「……」
「今度はこっちから行くぜ…w」
ディヴィラルが構える。
「サーキュラーコーン!」
「…Square」
ディヴィラルのサーキュラーコーンが弾かれる。
そしてザイディンが地上に降りる。
「脆いな…」
「お前がな!」
「…!?」
「サークルダークイクスプロージョン!」
ディヴィラルが剣の紐に闇属性を共し、回す。
ディヴィラルの周囲に広がった円形の闇属性は即爆発する…
「…ワイドサーキュラーコーンとダークイクスプロージョンの応用技だぜ…一瞬にして周囲一面を爆発できる…」
「…その技には欠点があるな…」
「…何!?」
「剣の紐だが…自分の周囲に回しているだけで高さがない…つまり上下それぞれに空きがある…」
「!?」
「…故にこのSquareで爆発のみを防げば…」
「…無傷…ってか…」
「…この奥義で終わらせる…!」
ザイディンが二重覚醒する…
「…まずい…!」
「Z七属性収縮砲!」
地面から炎、水、電気、草原、毒、闇、光の七属性の収縮砲が次々に飛び出す。
ディヴィラルに逃げ場はない…
「ウィンドシールド…!」
ディヴィラルのシールドは効果があまりない…
「ぐっ…ゔあぁっ…!」
収縮砲が次々に直撃していく…
…少しして、ザイディンの収縮砲が停止する。
エネルギー切れのようだ。
「…くっ…大分ダメージは負っちまったが…まだ戦えr」
「Zサーキュラーコーン」
「!!」
ボロボロのディヴィラルにザイディンの技が再び直撃する。
耐え切れず…ディヴィラルはザイディンの技に圧される…
「くっ…あ"っ…!」
そのままディヴィラルはフェンスを突き破り、屋上からそのまま逆さまに落ちていく…
「ムーヴコントロール…」
「…!」
落ちるディヴィラルが不自然に停止する。
そして速度を緩め、徐々に地上に降りていく…
「ったく…すぐ近くで強敵と戦っていたというのに…ディヴィラルのやつ…」
「…スペイス…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、フェイン、スペイス
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弍 13話

一方、苦境の丘…
「…貴方達の戦いを見ると、このマントを着けた鎌使いの方はそう簡単に勝てる程の相手ではありません…油断してはいけません…」
「…あぁ、わかってる…」
ベットとゼンディックスがレイの方を向き直る。
「…まだ諦めないか、しぶといな…」
レイも下がらず言う。
「本気でいきます…」
…と言うとベットが走り出す。
そしてゼンディックスが発砲…
「変則ポイズン170ミリ弾!」
ゼンディックスが撃った2つの弾は…不規則な速度で不規則な軌道を描く。
そして毒をも纏っているようだ。
レイはその弾をよく見極める。
その間…レイの背後からベットが…!
「…いきます、手波動!」
ベットの片手から波動がレイに向かう。
「…チッ…!」
レイの周囲から激しく爆発音が鳴る。
レイの周囲が見えない。
さらにベットは両手をレイに向け、再び波動を撃つ。
片手より強力化している。
…レイの周りの煙が晴れていく…
「…どうだ…?」
「……」
ゼンディックスとベットはそれに注目する…
「…危なかった…」
「!!」
レイはボロボロになった身体で膝をついていた。
「…旧白軍となると流石に強い、な…俺の負けだ。くっ…」
「…ふぅ…」
「勝負はついたか?w」
「!!?」
突然何者かの声が響く。
「最後に勝つのは、俺だぜ…w」

一方、トーソービル8階逃走エリア…
「…来たなw」
待ち構え、呟いたのは…
ライアート。Fチーム。
そしてそこにやってきたのは…
「…フンッ…こんなザコっぽい奴に2人でかかって来ちまったが…」
「まぁ、いいだろうw」
イクスサンダー。Cチーム。
フェイン。Cチーム。
「残念ながら、俺をザコだと思ってるなど…とんでもないお門違いだぜwお二人さん…wそれに、俺は1人じゃないw」
「何っ!?」
ライアートの隣に突如現れる…
「奴は…リドル!」
「……」
「だが今はリドルは要らない。俺1人でお前らを倒してみせる…w」
「あぁ…やってみろ…w」
「…リドル、下がれw」
「……あぁ」
「いくぜ…火炎弾!」
フェインが手に炎を灯し、その手を大きく回して両手を合わせ…火炎の弾を発射する。
「ふっ…双波斬!」
ライアートが二つの武器を大きく振る。
そしてその波斬だけで火炎弾を全て相殺…
「!!?」
「いくぜ」
「なっ!!?」
フェインとイクスサンダーの間にライアートが移る。
「ワイドサークルカット!」
ライアートが武器を持ち、回転する。
波斬が放射状に広がる…
その波斬にフェインはやられ、腹部重傷、抉られ血を流す。
イクスサンダーはかがみ、電磁バリアと日本刀で防ぐ。
だが僅かに彼も頬を掠める。
「…ぐあぁぁっ…!!」
「フェインっ…!」
「これでわかったか、俺とお前らでは、力の差がありすぎる。」
フェインは蹲り、イクスサンダーは額に汗を流す…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、(レイ)、イクスサンダー、フェイン
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート
G…ゼンディックス、ベット

バトルロワイヤル弐 12話

一方、上空…
「…フッ…久し振りの登場だな…w」
「そう、だな…wさぁ…始める、ぜ…w」
「…あぁ…だがその前に…」
「…?」
「俺、飛べる奴に変装してないと…飛べねえんだ☆」
ディルファーツが重力に圧され、垂直に落ちる。
「…;」
「…あれ…此処は…SOS製紙工場、だな…」
「…まぁいい、いく、ぜ…w」
ズィーベンが武器を取り出す。
「…!?そ、それって…」
「あぁ、大剣、お前のと全く同じだ、ぜ…w」
「…なるほどな…お前は武器をコピーできるって訳か。」
「その通り…w」
「…だが、武器はコピーできれど、技やパワーまではコピーできねぇ…っぽいなw」
「……」
「本物には勝てない。さぁ、いくぞ!」
ディルファーツが走る。
「落下版突破壊!」
ズィーベンの頭上から幾つかの大剣が降る。
「く…っ!」
ズィーベンが大剣の持ち手についた紐を持ち、頭の上で回す。
だが頭上からの大剣はそれにヒットする前に破片となる。
防ぎ切れない破片がズィーベンにヒットしていく…
「ぐっ…あ"っ…!」
「遅いな。」
「!!?」
「とどめだ。」
ディルファーツが大剣をズィーベンに向けて振る。
…だが…
突如として激しい金属音が鳴る。
と共に、ディルファーツの大剣の刃が完全に消えていた。
「…!!?」
ディルファーツは狼狽える。
「…見た事のない攻撃…誰だ!!?」
「…全く…武器しかコピーできねぇんだから敵によっちゃぁ近距離戦しかできねぇ…んな欠点があるって…分かってねぇだろ?w」
「…悪りぃ、ぜ…」
「…誰だ、お前…」
「かつて旧白軍に所属していた、俺だ…ワン。」
ワン。Aチーム。
左手に長い剣を手にしている。
「…ってかお前も…近距離戦の武器じゃねぇか!、ぜ!?」
「うっせぇ黙れ」
「…;」

一方、地上…空き地。
「…へっ…ステルス、フレイム…お前らちょっと下がってろ…w」
「…あぁ…」
「…だが相手はチート武器の作者と何人も弟子にしてきた強者、アクト…1人で対抗できるとは思」
「うるせぇ黙ってろ!」
「……」
ナインが集中する。
「侮ってるな…この俺の前で…」
アクトが走り出した…と、その瞬間。
空間を繋いで一瞬でナインの目の前に行く。
そしてアクトに向かってナインの武器が伸びる…
だがアクトが瞬間的に回避、ナインの首元を狙う…!
「ナインっ…!」
「もう遅い。」
アクトの武器が止まる。
「…!?」
ナインがアクトの武器を素手で受け止めたのだ。
「…元ヴェンジャンス、偽りのクロスジーンの俺達は…覚醒によって動体視力や防御力を始め、多くの力が倍増する…」
ナインの身体が黒く染まる。
「覚醒!!!」
草原属性の風が放射状に吹く。
「…!!?」
アクトは一歩下がる…
ナインの頭にはプレイリーリングが浮かび上がる…
「ブラッドマシンガン!」
ナインに向かい、血の弾が発射される。
lavaのカードによるブラッドの技だ。
ナインはlavaの方向を向き、集中する。
すると…ナインに直撃する寸前の弾だけを素手で受け止める。
「…!!?」
「遊びはそこまで…」
アクトが動き出す。
空間を何度も繋ぎ、ナインの周囲を移動、ナインを翻弄する。
そして…
「行くぞ…アラウンドダークミサイル!」
ナインの周囲から闇の弾が360°から発射される…

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、ナイン、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、ディルファーツ
C…ディヴィラル、レイ
E…ファクト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ
G…ゼンディックス、ベット