-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弍 22話

「じゃぁ俺から…」
ヴィオルが前へ出る。
武器の先の円形部分が高速で廻りだす。
「シャイニングライトニング!」
ヴィオルが武器を振り、先から凄まじい電撃が出る。
「…属性による攻撃…これはいくらなんでもワンでも…ぜ…」
「いや…w」
ワンが別の武器を取り出す。
そしてその武器を振り、ヴィオルの攻撃を相殺する。
「何!?」
「これは絶縁体であるゴム製の剣だ…wそれにより、電気系統の技は全て相殺できる…w」
「どうかな?」
シェルリアが後ろから攻める。
「なっ…」
ズィーベンがヴィオルの武器のコピーで防ぐ。
「ヴィオル、今だよ!」
「わかってる…!シャイニングライトニング!」
ズィーベンに向けて同じ技を繰り出す。
「…俺をなめてるなw」
ワンが走り出す。
「放射連剣!」
ワンが両手を大きく降る。
と同時に放射状に通常の剣とゴム製の剣が数十個も飛び出す。
ゴム製の剣はヴィオルの攻撃をほぼ防いだ。
防ぎきれない電撃がズィーベンにあたる。
だがその電撃は微小。
軽く血を吹き出す。
と、先程ワンが放った剣がシェルリアの周囲に向かう。
「…なっ…!?」
「シェル!!!」
ヴィオルが叫ぶ。
…とその時、ワンの剣が次々に弾かれる音がする。
その元には青い姿が揺れる。
「…アクア…!」
シェルリアの一言と同時にアクアが姿を現す。
アクア。Fチーム。
「強敵…待ってたぜ!」
アクアが手から変化させて作った刃をワンに向ける。

一方、苦境の丘…
「お前…」
ヴィーツァが倒れたザンを抱える姿を眺める。
「…よくもザンを…ヴィーツァ…!」
その姿はヴィーツァの方へ睨む。
「…ふっ、久方ぶりだな…罪のクロスジーン、ギルトw」
ギルト。Eチーム。
「…それはお前等、奴隷施設にいた奴等が勝手に俺に付けた名だろ…ヴィーツァ」
「…くっ…wそうだったな…お前はあの厳重な警備の中を何度も脱出を試み、呆れた事に脱出を成功させた数少ないクロスジーン…w」
「…その点は感謝してる…」

続く。

A…テン、エイト、ズィーベン、(ナイン)、ワン
B…lava、アクト、ザイディン、エグゾン、クレアーヴォイエント、ウィック、プラント、(ディルファーツ)
C…(ディヴィラル)、(レイ)、イクスサンダー、(フェイン)、スペイス、A-バレン、ストラフリード
D…ヴィーツァのみ
E…ファクト、ディザスター、(ザン)、ギルト
F…(ファルギア)、(ガーヴェリア)、リドル、アルビノ、ライアート、ヴィオル、シェルリア、アクア
G…(ゼンディックス)、(ベット)、フィアース