-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

Silent noon

人通りの少ないある錆びた細い道
左右を埋め尽くす平然と並ぶ建物
何も知らず知らずに僅かな足音鳴らした

2人だけの道に突然現れる
静寂と荘厳を纏った暗黒に身を包む
同時に顔に驚愕を現し
それを気にも止めない様子で白と黒の鎌が不意に襲いかかる

Silent noon
街上の狭窄の中振り合う2つの刃物は鋭敏で
時々に落ちる緋色の液と諸種の騒々しい交戦音
借うる鉄の刃は虚しく反射する涙のように太陽に照らされ
働きもしないまま躊躇いもせずにただ無残に散ってゆく

微かに見える曖昧な視界の中には
紅いファインダーを通してただ動かない姿があった
それを嘲笑うように暗黒の
静寂が不吉な微笑みを見せてはっきりと僕に呟きかける

Silent noon
街上の狭窄の中言い合う2人の言葉は激しくて
暗黒の妙に静寂な声は僕を嬰鱗する伝達音
立ち上がる暗黒は虚しく緋色に染まる体を運び不敵に振り向き
紅い眼を見せて躊躇いもせずにただ嗤って去ってゆく

悔しさと悲しみと怒りと絶望に
埋もれた僕の眼から流れ出す涙が
街渠へ流れてゆく
The opening of''The atrocity of the reverse''at silent noon

Silent noon
街上の狭窄の中笑い合う2人の日常を思い出す
現在の見える緋色の液は僕のパートナーの戦闘痕
立ち上がる身体は虚しく反射する涙を照らす鉄の刃を眺めて
そこの惨劇を眼に刻みながら決意をして去ってゆく

これからの冒険はまだ知りもしない''The atrocity of the reverse''



何かまだ此処に載せてなかったっぽいから←
裏ノ惨劇のPrologeを詩にしたものです♪
曲にしたいけど辛い…