-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

バトルロワイヤル弐 2話

「その前にだ。」
「?」
「エグゾン、ウィック、ヴィーツァ、リドルあたりの技を使え。此処、俺の家だぞ。移動させろ💢」
テンは瞬間移動等で場所の移動を要求する。
だがlavaは、
「いやー…それはできねぇな、一枚につき一度しか使えねぇし…」
否定。
「は?俺の家でやんのかよ?💢」
流石にテンは怒る。
そこでlavaはカードを一枚取り、
「いや…ついてこい」
「なっ!?」
lavaはファルギアのカードでファルギアの武器を召喚、それに乗り突然飛び出す。
「!!!ファルギアの武器か…」
テンは4本の剣を足元にそれぞれ2本ずつ投げ、それに乗って剣のコントロールを始める。
「行くぜ!」
テンもlavaと同じように、飛んで追いかける。
その時に剣を幾つか玄関の方向に投げ、鍵を剣で器用に扱い、玄関をロックする。
「剣のコントロールで玄関の鍵閉めたか…」
lavaが玄関の方向を見ている隙に、テンが背後に回り込む。
「上空での戦いとは…オラわーくわくすっぞおー」
「悟空かよ…」
…と、テンが某アニメキャラを真似たところで攻撃を開始する。
「ステルスソード!」
テンの左手から数本の剣が投げられる。
だがその剣は透明で全く見えない。
lavaは前方に向かって左手を出し、バリアをする。
「電磁波!!」
だがそのバリアは全く効かず、横側から透明と化した剣が命中する。
そしてlavaの静脈を数本切る。
「剣の透明化且つ、コントロールで左右からの攻撃…回避不可だろ…www」
テンがドヤ顔の中、lavaは重力に押され、垂直に落ちていく。
と、そこでlavaの周りに煙幕が生じる。
「煙幕…?ダンガーの技か…」
テンは容易に、lavaがカードで煙幕を催したのを見抜く。
そしてその煙幕が晴れると…
lavaを抱える人影が現れた。
彼は足から闇属性の炎で浮いている。
「…!!奴は…!!」
テンが狼狽える。
「侮るな」
その人影が呟いた。

一方、Fe公園…
冷たい風が吹く中、右目に眼帯を巻いた戦士が立っていた。
ザイディン・エクスト。Bチーム。
「…来たな。」
ザイディンが何かを感じ取る。
すると、Fe公園入口方向。
上空から謎の塊が落ちて来た。
空から落ちたそれは、大きな音を立てて地上に着地する。
「なんだあの球…んげくんか…?」
懐かしいなw(©たぁくみs)
久々に聞いたぞそのワード。
そしてその球は少しずつ動き、手足のようなものが出てくる。
そして、大きく回転し、騒音を立てて直立する。
見た事あるそれは…
「!ファクトのメカ……!!」
ザイディンは武器を持つ。
そう、それはファクトの作ったOMMF-02。
とても巨大で容易には勝てない相手だ。
「…本体は…!?」
ザイディンは当の本人、ファクトが見当たらないのに気づく。
その瞬間…
静寂にザイディンの背後から2つの影が上から襲いかかろうとする。
だがその瞬間、ザイディンの攻撃で2つの影がギリギリに避け、着地するが、またその瞬間にザイディンの攻撃により、闇属性の炎が襲う。
そしてまたその2つの影はその攻撃を避け、今度はザイディンの前方へと着地する。
そこでザイディンが武器を武改Ver.に変形しながら呟く。
「裏から登場は卑怯だぞ……ファクト…」
ファクト・スィオリ。Eチーム。
ファクトは静かに微笑む。
もう一つの影はまたしても彼のメカ、UMMF-01、通称トラフィックだった。
「今回は強豪揃いと聞きましたから…ウォーミングアップです」
OMMF-02が巨大な足をザイディンに向け…
ザイディンを踏み潰す。
足を退かすと…そこには倒れて動かないザイディンの姿があった…
全く動かず…ただ倒れている。
「………。フッ…あっけない…」
ファクトは微笑み、静かに呟いた。

続く。

A…テン
B…ザイディン
E…ファクト
?…lava