-lavaの研究所- "Lava"ratory

自作ストーリーの情報庫且つ稀にlavaの日常晒し

SPIDER STORY ダイジェスト版で未公開から完結まで。

「我はイータ・ステルス…貴様等…何者ぞ…」
「ステルス…!?」
「俺の祖先なのか…!?」
テンの祖先と思われる、イータに出会う。
「俺等…Λ覚醒ってのを作った、ラムダって人を探してんだが…知らねぇか…?」
「ラムダ…?…我はそのような方は存じぬ…」
「…そうか…」
「おい」
「ん?」
「貴様等…我の質問に答えよ、何者ぞ…」
「あ…あぁ…」
テン達は事の成り行きを伝える。
「…信用できぬな…だが確かに貴様等…腕はありそうだ…ラムダとやらを探してやっても構わぬが…それ以前に我等と闘い、それなりの戦力を我が認める事が出来れば信用しよう…」
「我等…?」
すると、テン達の背後にも一人、戦士がいた…
複雑で巨大な兵器を持った…
イプシロン・ウェイトだ…」
「ウェイト…!」
「スペイスの関係か…!」
「我等には戦力に自信はある…刹那、目を離した隙が貴様等の最期だ…覚悟せよ…」
イータ達とテン達が戦う。

少し戦った所で…
「…なかなかの腕だな…認めよう…」
「…くっ…意外と手強い…!」
「ラムダとやら…外見などは分からぬのか…?」
「…全く分からねぇな…」
「…話にならん、我は発つぞ。」
「なっ…!」
「…いや、でも確かに外見など分からないと探しようがない…って…あれっ…?」
何やら、一人の人がこちらの何かに反応して向かってくるようだった。
「…そこの人達…ラムダと口に出したか?」
「あ、あぁ…」
「俺はイオタ・プレイル。ラムダは俺の友だ。彼に何か用か?」
「友…!?」
事情を話し、ラムダ達に会える事になった。
話をすると、協力してくれるようだ。
更にはオミクロンやカイまで…
この事態を考えたら協力すべきだろうと言ってくれた。
そして、戦力を見る限り、イータやイプシロンもいるといいという事で、皆で現代へ行く事になった。

ラムダ達も加えて、戦力の向上、通常覚醒、Λ覚醒を強化させていった…

そんな中、ヴィーツァ達との決戦の日時が伝えられ、遂にその時は来たのだった…

「…本当に来るのか…?」
「…当たり前だ、奴等の事だ。」
とある広い場所でヴィーツァ達の強襲を待っていた…

…すると…!
ズガガガガガッ!!!
ズキュンッ!!!
バヴゥンッ!!!
ザンッ!!!
ゼンディックスの銃声…
ドゥルラの闇光線…
ディスヘヴンの大砲…
ヂスの波斬…
4種の音が同時に響く。

彼等の攻撃により、十数人が一気に倒れる。
「来たな…」
テンが静かに呟く。

「…此処で自ら待つを選んだのはお前等の方だ…」
「今って事は、ちゃんと戦いに備えて勝てるようにしたんだろ?w」
「俺等決して手加減とかしねぇからなっ!www」
「ドれダけましになったか、期待させてくれよw」

「…行くぞ!」
バトルが始まる…

「静まれ」
…突如として不意に全ての戦士に注がれたその極めて低い声は…
その声の持ち主は誰もが理解できた…
理解できたからこそ…皆が一度に凍りついたのだ。
「ヴィーツァ…!」
「ゼンディックス達よ、お前等はもういい、ここからは俺の出番だ…少し休めよ…」
「だ…だがヴィーツァ…!」
「抗うな。お前等は移動するのだ。」
瞬時にして、目の前のゼンディックス達が消失する。
ヴィーツァの手によって異空間へ飛ばされたのだ。
「俺を倒せば全てが終わる、ってか。…フッ…馬鹿な話だ…!www…この俺を倒すなど…無謀な抗いもいいところだwww」
「ヴィーツァ…どこにいる…!?」
「ヴァンはどうした…!?」
「死ね」
刹那、一気にして数十人の戦士から濁った赤色の液体が豪勢に飛び出す。
「なっ…!?」
「これでもまだ1%の力も使っていない…俺の力が分かったか馬鹿共め…!www」
ニヤリと笑う不気味な口元を見せ、ヴィーツァはゆっくりと現れた。
「…全く…笑えるよなぁ?wwwこんだけの力を見せつけても俺に対抗し続ける奴等がいるなんて…なんて無意味なんだろうなwww」
「ヴィーツァ…貴様…!」
「いいよ、やってみなw…ぜってぇ無理だからwww」
「…行くぞ…!」
残った戦士が同時にヴィーツァへ攻撃を続ける。
だがこの人数でも一向にしてヴィーツァが引き下がらない。
次々に通常覚醒、Λ覚醒、二重覚醒…
そして、ヴィーツァは何段にも覚醒できるのだから…
「…無理か…っ!」

…そこで。

一瞬の隙を得たディザスターがヴィーツァに襲いかかる。
ヴィーツァは気付き、ディザスターの方向を向くが、ディザスターが一手早かった。
皮膚が真皮まで瞬時に抉られる音が鳴り響く。
ディザスターはヴィーツァの右眼を切り刻んだのだ。
「くっ…!?」
「…どうだ…倒れてくれよ…!」
ヴィーツァは途端に右眼を押さえる。
その隙、ヴィーツァの腹部に攻撃をピンポイントにヒットさせる。
直後、ヴィーツァは倒れた…

周りからは歓声がなり、ヴィーツァを完全に倒したものだと思っていた…
一同は、そこから一斉に姿を消した、が…

「…くそ…くそったれえええぇぇぇぇぇ!!!…フッ…こんなんで俺を倒せたと思うのもまだまだだな…さぁ…再開だ。」
ヴィーツァの右眼は、ディザスターの攻撃の跡が残り、帽子を被り、マントを装備する。
「…終焉の舞だ…」

戦い終えた戦士達の前にヴィーツァがテレポーテーションで現れる。
「ヴィーツァ…!!?」
ヴィーツァが嗤う。
「…まさか俺を死んだと思ってはいまい。そう、予定は2018年…そこまでの時間の猶予をくれてやる。さぁ、その日が本当の決戦の日だ…」

…こうして、SPIDER STORYⅡへと続くのである…

SPIDER STORY
END